チュニジア旅行記 -day3-

9/13

5:00
起床。早く起きすぎた。

6:00
ホテルの朝食。

9:00
ガイドと合流。メディナへ散策。
今日は月曜日だからか、昨日とは比べ物にならないほど、店、人でメディナは溢れ返っている。
ほんと、アメ横みたいだ。
メディナ奥にある、グランドモスクへと向う。
ここは、人々が礼拝をするための建物だ。
近くにグランドモスクをパノラマで見れるところがあるというのでついていくと、カーペット屋に到着した。
ここの屋上から、良い景色を眺めるみたいだ。

気持ち良い屋上。


グランドモスクも近い。


綺麗な模様のタイルや壷が置かれている。


カーペット屋のおやじ。前歯が欠けちゃってる。


景色を十分堪能したので、そろそろ降りようとすると、おやじがチップをくれと言う。
なにぃ。
しかしガイドからチップのことは事前に聞いていたし、良い景色を見させてくれたので、0.5D(ディナール)を渡す。ありがと。

人をかきわける様にしてメディナを後にし、車へ乗ってカルタゴへ。さらばチュニス。出会いをありがとう。

11:00
カルタゴの遺跡群を観光する。カルタゴ遺跡は世界遺産に登録されている。
尚、この周辺は高級住宅街のようだ。閑静な地域だった。

トフェ(タニト神の聖域)。
紀元前、フェニキア人が当時、都市の繁栄や戦争の勝利祈願のために、乳児を火に投じ神へ捧げる儀式の習慣があったそうだ。。


古代カルタゴの円形軍港。
軍港と商業港がつながっており、古代カルタゴの繁栄を支えたそうだ。


アントニヌスの共同浴場。
広大な浴場。当時2階立てだったようで、100を超える部屋が左右対称に配置されていたそうだ。




アントニヌスの共同浴場から見上げる形に、丘の上に大統領別邸がある。
周囲は警備兵が何人も守っており、銃を手にしている。
チュニジアでは空港や軍警察などの施設、大統領などの施設は撮影禁止なので、別邸を撮影しようものなら狙撃されてしまうのではないかとも思ってしまう。怖ひ。
このあとに向う、丘の上にあるカルタゴ博物館途中で別邸を過ぎるのだが、もちろん警備は厳重。
その手に持っている銃を見て、ある意味ではここで危険を感じた。

カルタゴ博物館。
ローマ時代の彫刻等が展示されている。


仲良し夫婦。


カルタゴ博物館は丘の上に建てられているので、見晴らしが良い。
眼下に広がるカルタゴの街や地中海が見渡せて、とても気持ちがよい。

地中海をバックに、ガイドのモハメッド。良い男。
しかしガイドは必ずサングラスをしているなぁ。


背の順に並んでるみたいでかわいらしい。


12:00
シディブサイドへ。
チュニジアでの大目的といっていいほど期待していた街!その昔、青と白をこよなく愛していた領主が、町を青と白に統一されたと言われている。
いまではその美しさから、街並み保存区域に指定されているようだ。



うはー!めちゃきれいー!!
コントラストが鮮やかな、チュニジアンブルーと真っ白な壁。そして快晴のスカイブルーと雲とがさらに際立たせ、一枚の絵の様に溶け込んでいる。


止まないシャッター音。


パシャリ。


もはや何を撮っても絵になる。


有名な、カフェ・デ・ナット。


我を忘れてカメラ小僧としてシャッターを切りまくり、気付けば集合時間を過ぎている。
慌ててモハメッドと合流して、ランチへ。
日本にいるころ、写真を見て一目惚れした街。
期待が大きいと失敗する事も少々あるけど、この街は実際に来るとそれ以上。
めちゃ綺麗だったぞシディブサイド!!

シディブサイドを出発し、近くにある港付近のレストランでランチ。
店内に日本人夫婦らしき人達がいるのが見えるが、先に出て行ってしまった。

サラダがめちゃうまし。チュニジア特産のオリーブオイルと地中海の魚。


アイスを食べてご機嫌なドライバーのゾハイア。


近くの港。ここもまた綺麗。


14:00
ザグーアン方面に向けて出発。

14:40
ザグーアン近郊にある、ザグーアンの水道橋を観光。
当時、ザグーアンからカルタゴまで全長およそ140kmもの距離を結んでいた水道橋。
アントニヌスの共同浴場といいこの水道橋といい、当時のローマ人の知恵と成果は凄まじい。


かたつむりを発見。


周りはオリーブの木ばかりで何もない。


その後ケロアンに向けて出発。
周りはだんだん荒野になってくる。
見える物と言えば、オリーブの木、木、木、羊、木、たっしょんしているおやじ、木、木、という具合だ。
そういえば、こっちに来てはじめて、羊飼いというのを生で見た気がする。
アルケミストを思い出す。

17:00
ホテル、アミーナに到着。
モハメッドは友達宅に泊まり、ゾハイアは同じホテルに泊まるそうだ。
ホテルは街の入り口付近にあり、周りには何もない。
部屋に入ってテレビをつけたら、日本のアニメがやっていた。さすがだ。
オープニングだけ日本語の歌が流れ、あとは全てアラビア語で、何言ってるか分からん。


しょうがないのでゾハイアと夕食を一緒に食べようと彼の部屋に行くが、ノックしても返事なし。遊びにいってしまったのだろうか。しゅん。

夕食後、ヒマな時間用に持って来た伊坂幸太郎の「砂漠」を読む。
ふふふ、サハラ砂漠もあるここチュニジアで読むにはグッドチョイスだ。タイトルだけ。
なんてことは、まるでない。

22:00
就寝。

他にも車内でモハメッドやゾハイアが喋りまくってたことや、途中現地の人が葬式をしているところに遭遇するなど色々あったが、チュニジア滞在2日目はだいたいこんな感じだ。

次はチュニジア滞在3日目へ。

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