ガーディアンオブギャラクシー


たまたま時間が空いたのと、久しぶりに映画館で映画を見ようと思って近所のIMAX 3Dでやっていたガーディアンオブギャラクシー・リミックスを観たら、すっかりやられた。
後日TSUTAYAで1作目を借りてみて、そのまた後日映画館で二度目の鑑賞をしてしまった。

何がそんなに虜にさせたかというと、オールドソングを効果的に使った演出と、キャラクター同士の掛け合いと、そしてヨンドゥだ。
原作はアメコミなので、それぞれのキャラクターにはもともと設定が作り込まれているのだろうし、それが劇中でしばしば垣間見ることもあるのだけど、直接的に見られるのは一部であって、それぞれが自身の背景を抱えながらそれを内に秘めながら物語が展開していく。
悪口はノリノリで言い放つ一方で、素直な気持ちはなかなか口に出せない、不器用なキャラクターたちがスルメイカのように良い味を醸し出しながら、銀河を救ってしまうお話になっているのだけど、メンバーのやりとりが本作の魅力の一つでもある。
vol2である今作のリミックスは、主人公のピーターが長年思い悩んできた事実に光がさすお話になっているのだが、その話の結び方がこれまた粋な計らいを見せており、監督のジェームズ・ガンに興味が募るばかり。
ちなみにヨンドゥとは、劇中で重要な人物の一人なのだけど、彼がまた宇宙海賊にして人間味あふれる愛すべきキャラになっており、vol1からvol2にかけての骨子は彼によって成り立っていると言っても過言ではない。
そして口笛で操る矢が自由自在に画面を動き回るシーンも爽快で、このアイディアに関心すらした。

あー早くDVD出ないかな。vol3は3年後かなぁ。

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