トルコ-北イタリア旅行 7日目

6/15(日)

4:00
起床。
W杯の日本vsコートジボワール戦を観戦。
本田が先制したものの、全然安心できない試合展開に2人で朝からヒヤヒヤしながら見るが、結果は 1-2 で敗戦。
残念だが次の試合に希望をかけて、仮眠。(もう結果は分かっているけども!)

9:00
起床。
今日はトルコ出国のため支度をば。


12:00
チェックアウト。
ザッケローニに似ているスタッフに別れを告げ、ピックアップの時間までスタバで休憩。
そういえば、スタバの価格は日本に比べるとやや割安。



13:30
シェルクにピックアップしてもらい、空港へ。
日本戦の話題や、シャバンにまんまとキリムを買わされた話などする。
シャバンの店でキリムを選んでいるとき、シェルクは外のベンチでなんとも言えない目線を僕らに投げていたのを思い出し、”忠告したのに馬鹿な日本人だなー”とか思ってたんだろ、って言うと、ちょっと可哀想かなぁって思ってたよ、と言ってくる。
シェルクとシャバンとは従兄弟の関係でもあるから、商売についてあれこれ言えないというか、昔はその店を手伝っていたらしいので、彼らにしてみれば商品が売れたのでハッピーなんだろうな、と思ってたけど、シェルクは商売っ気が無いようで意外な答えだった。
お金は大事だけど、旅行を存分に楽しむコツは、そこまでお金に拘らないことだ。
払えるものと払えないものはあるとして、お金の心配をし過ぎると、その旅は窮屈で楽しいものではなくなってしまう。
なのでシャバンから買ったキリムも、"イスタンブールの思い出"として消化しているし、ちゃんとリビングで使っている。
その辺りの考えをシャルクとも共有できていて、彼も"日本に行った時は物価が高くて参ったけど、カードを使ってお金の心配は帰ってからすることにしたよ、じゃないとつまらない旅行になっちゃうからね"と言うほどだ。カード破産はしたくないけど。

そんなことを話しながら、お互いのLINEを交換してシェルクと別れた。
日本に来ることがあれば、また再会できるだろう。

ちなみに、トルコの人はLINEを利用しているようで、シェルクとシャバンとLINE友達になっている。
FBはやっていないということだったが、商売柄(シェルクは過去)、FBがネガティブな意味で使用できないんじゃないかと睨んでいる。
商売に関係の無いファルクやアフメッドはFBやってるし、多分そうなのだろう。

やはりトルコという国は色んな顔があるなぁ、という思いに駆られる。
歴史、文化、自然、遺跡、人間。
ファルク、アルプ、イズマイル、アリ、アフメッド、シェルク、通りすがりの紳士らの人達と良い出会いを持てた事に感謝しつつ、ゲートをくぐる。
(シャバンはぎりぎり除外!)


17:00
1時間遅延し、やっとこさヴェネチアへ向けて出発。


19:00
ヴェネツィア・テッセラ空港へ到着。
意外に小さな空港だ。まあ田舎だもんな。

ここから長距離バスに乗って、ヴェネチア本島手前にある、メストレ駅へと向かうのだが、空港出口で私服警官らしき人物に呼び止められる。

"何人だ?どこから何しに来た?"

バックパックは珍しいのかもしれない。確かにキャリーケースが圧倒的多数だし、シェルクにも日本人というよりもトルコ人ぽいみたいなこと言われてたっけ。

いや日本人だろ。こんな童顔日本人だろうに。
パスポート見せろと言われ、なんだかめんどくさい。
そして次に言われるのはこれだ。

"いくら持ってる?"

はい来ました。デジャヴ。
ヨハネスブルグでもそれ聞きましたから!残念!

しかしイタリアに来て速攻でこんな場面に出会うとは。
なんだかトルコよりも警戒が必要そうだ。
スリ窃盗が多いと聞くし、良いリマインドになったわ。

バス停でバスを待つ。ちなみにこうした刻印機でチケットに時刻をスタンプしておかないと、罰金とられることあるみたい。



21:00
空港からバスで30分走ったところで、メストレ駅に到着。
駅から少々歩くのだが、日曜夜というのもあって人気も少なく道も暗い。
危険センサーオン!
第一印象として、治安あんまり良く無さそうだなぁ、という感想。
(といっても、日曜夜であるタイミングだけそう感じたのであって、これ以降はそうでもなかった)

特に危険もなく無事にホテルでチェックイン。
さて、明日はヴェネチア本島だ。

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