うつせみの代々木の里はしづかにて都のほかのここちこそすれ

この前、実ははじめて明治神宮に参拝することがあった。
代々木公園はたまに行く事があるけど、その隣に静かに佇む木々の空間が広がっていて、少し不思議な感じ。
明治神宮建設は当時の東京市民の運動から起こり、その募金は総工費を凌ぐものであったようで、またその建設への奉仕者が全国から多く集まったそうだ。
富国強兵、その象徴として天皇が鎮座する体制が確立されていた時代、国家事業として明治神宮は建てられたのだね。
しかも驚く事に、今ある神宮の森は当時荒れ地であったそうで、木々達は植林であり、綿密な理論に基づいた結果、今の姿になっているそうだ。

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吊り灯籠もちょっと厳か。

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