ヨーロッパの旅 ~day7~

day7
〜青に魅せられて〜

10/13

6:30
起床。
今日はレマン湖沿いにある街に寄りながら、ジュネーブへ向う予定。

8:00
朝食。
オーナーのおっちゃん夫婦は朝から元気だ。おはよう。

8:30
ユースホステルを出発。おっちゃん夫婦とはお別れ。
そういえば前日に、「湖で泳いでおいで。寒くないから!」とおっちゃんからも奥さんからも別々のタイミングで言われたな。
夫婦そろって同じ事を言ってくる。鉄板ネタなのか。
ちなみに動画撮影で湖にはちょっと入ったけど、当然のことながら10月の湖は泳ぎたいと思える水温では無かった。

まぁそんな事はどうでも良くて、湖畔の宿を営み旅人を受け入れる夫婦。
こういう余暇も良いなぁ、と思える場所だった。

スイスのSAはどこも良い景色ばかり。


(続きはタイトルをぽちり)




牛のモニュメントが多く並んでた。


10:00
ヴェヴェイ(vevey)に到着。
ここはチャップリンが晩年を過ごしたことでも有名な地だ。ネスレの本社もあるらしい。
でも街としてはそんなに大きくない。

市庁舎かな?

街には川が流れ、その先にあるのはレマン湖だ。

川に沿って歩いていくと、目の前に広がるのはレマン湖。
広がる空、山、湖の美しさに、この旅何度目かの衝撃を受ける。

素晴らしい青の世界。








遊覧船乗り場。


湖には人に慣れた白鳥が泳いでおり、子供達が白鳥に向ってエサを上げたりと、日常の光景がなんとも優雅。

優雅な気持ちに浸りつつ、湖沿いをフラフラ。

どうやらサーカスが来ているようで、広場にはそのスタッフ達が準備中だった。


動物達を眺める親子。

広場にある時計。さすがスイス、凝っている。

そのまま歩いて行くと、モニュメントを発券。
あのシルエットは、、!?

「そうです、私が変なおじさんです。」
志村けんではなく、かの有名なチャールズ・チャップリンの銅像だ。

レマン湖に刺さる巨大フォーク。
#チャップリンとは関係なく、近くにある食品博物館のものらしい。

何かやりたくなるね。

レマン湖沿いはベンチがいくつもあって、写真の様に休憩できる。
優雅だ。なんて優雅な街なんだ。。

軽く、この街に住みたいとすら思ってしまった。
別荘が欲しくなる。(もちろんそんなもの持てない!)
チャップリンが晩年を過ごしたのも納得な街だった。

ちなみに、ここのレマン湖周辺、恐らく近くのカフェからだろうけど、フリーWifiが使えた。この旅最初で最後のフリーWifiが、なんとここレマン湖で!
ヨーロッパは基本的にID持ってないとWifiロックされいて利用できないようになっている。しっかりしている。
そういう点では、アジアの方がフリーWifiが多そうだ。


12:30
レマン湖周辺を堪能し、ランチは海外初マック。
しかし困ったことに英語は全く通じず、フランス語オンリー。
ここでも身振り手振りでマックのセットを注文。
スタッフのエヴァちゃん(推定19歳学生)は困った顔をしながらも、かわいらしく笑顔で対応してくれた。胸キュン。

買ったマックは、バンズにパティとレシュティが挟まっていた。
ポテトとドリンク含めて、サイズは日本のものと変わらない。


13:00
後ろ髪を引かれつつ、次の街へ移動。
ヴェヴェイ良かったー。

13:30
さくっと次の街、ローザンヌに到着。
中心地はレマン湖に近い位置にあり、湖に向けて坂をどんどん下って行くような地理。
そしてこの旅初の縦列駐車。もちろんマニュアルレベルが俺より高い相方にここは任せる。

ローザンヌ大聖堂隣の広場から見渡せる街並み。
ここローザンヌには、オリンピックの本部があるそうだ。

これは、、、!?

ローザンヌ大聖堂
#スイス最大のゴシック式大聖堂。中には、およそ7000本の管を持つ巨大なパイプオルガンがあり、世界一高価な楽器と言われているらしい。

大聖堂を上にして、坂を下って行くと街並みが見えてくる。
大聖堂近くには大学があり、学生さんが周辺には多くいる。

突然集まり出し、演奏を始める集団。

ローザンヌのショッピング街だろうか、店が多く集まる。
それにしてもここは坂が多い。

近くの駅前。噴水の前でフリーマーケットが開かれている。


新婚さんのようだ。新婦に手を振ったら、振りかえしてくれた。幸せそう!

15:00
ローザンヌはほどほどに、泊まる予定をしているジュネーヴのユースホステルへ向う。

16:00
そしてジュネーヴにもさくっと到着。レマン湖周辺なだけに、近い近い。

さて、ジュネーヴのレマン湖といえば、あのジェット噴水。ジェッドーはどこだ!
ということで、ポリスちっくな人に噴水を聞く相方。あっちか?あっちなのか?

うーん、どうやらジェッドーはやってない。。
代わりに滑り台を発見。この日のレマン湖は風も強くて、人は少なめ。
なので、ぽつねんとある岸辺の滑り台がどこかシュールだった。

風が強いため、カモメも同じ位置を一生懸命飛んでいる。

美女が寄せては返す波をただ見つめている。何か悲しいことでもあったのだろうか。
手前の白鳥も心無しか悩ましげに見える。
「大丈夫だよ」と、美女を優しく抱きしめてあげたい。やったら殴られるだろうけど。

対岸に見えるのは、高級時計街。さーて、時計街に突入だ。ワクワク。


橋を渡り、時計街の手前にある公園に立つ銅像。
#1854年に設立された英国公園にあるこの銅像は、スイス連邦に対するジュネーヴの愛着を象徴する2人の若い女性像国家記念碑。
#ここにある6000以上の植物で飾られた花時計は、ジュネーヴの時計製作業界の名誉を祝して1955年に設置されたらしい。
#この花時計は世界最大で、直径5m、周囲は17.7mのようだ。
#もちろん、そんなことは当時知る由もない。


時計街はこんな感じ。路面電車も通り、当然のことながら水飲み塔がいくつかある。

高級時計屋が軒を連ねる。高級時計はどうでもいいんじゃ。俺の欲しい時計はどこー。

時計の購買意欲はもうすっかり無くなっていたので、ガイドにあるルソーの生家ってのを探して街をぶらぶら。
ふらりとバイオリンを演奏し出す人もいてオシャレ。
路地で演奏するから、音の反響でさらに効果的。

うーん、生家ってのはどこだ、、、

おや?夕日が綺麗そうなスポットを発見!

山脈に夕日が沈んでいく。

夕日に心を奪われて、ルソーの生家のことはすっかり忘れる二人。
坂を下って行くと、おっさん達が何やらゲームをしている。
スイスに入ってからしばしば見るこのゲーム。なんだろうか。

ユースホステル方向へそろそろ戻る。
その途中、日本のアニメらしきものが。なんだろこれ。

高級時計街に戻ってくる。フランクミュラー本店らしいけど、縁のない高級時計だ!

もうすっかり夜。

そういえば帰り道、相方がブラジル人らしき人にちょこっとからまれた。
そいつは最初壁に寄りかかって携帯をいじっていたのだけど、
「"持ち物をチェックするような目配りをしていた"のと"そいつの前を通り過ぎた瞬間にその行動を止めて、いきなり喋りかけてきた"」ので、俺はアヤスィと思った。
相方は、「"べたべたと体を触ってきた"のと"写真を撮ろうとしたら嫌がった"」のでアヤスィと思ったらしい。
おー、人によって見るとこ違うなー。そんな一幕。
そいつはさっさと退散していきました。
その先の道にあったのはピンク街。そういうスポットだったかぁ。

20:00
その夜はユースホステル近くの店へ。

この日のディナーは、名物チーズフォンデュ。付けるのはパン、もしくはポティト!(nativeっぽく)
どこまでポテトが追っかけてくるのか、、
(もちろんオプションで他のモノもフォンデュ(?)できる)

そして白ワインのボトルを開ける。忘れないうちに写真を。
でもやっぱりローテンブルクで飲んだ白ワインが忘れられない、、

チーズフォンデュには赤ワインも混ぜられていて、相方はすっかり酔っ払い。
そしてポテトが腹に溜まる溜まる。この日もなんとか完食、といったところ。

酔いを醒ましに夜のレマン湖に散歩。レマン湖沿いの何やらおしゃれなホテル。

夜のレマン湖は静か。真ん丸の月が湖に映えている。落ち着く。

21:30
ユースホステルに戻る。
ちなみに今度は6人部屋。相変わらず同室人はいないか、既に寝ている状態。

22:00
就寝。

レマン湖を堪能したday7。明日day8はいよいよ、シャモニーへ!

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