山元町again

5月に行って以来、2度目の山元町でのボランティア。
やっとタイミングが合ったので、日曜月曜と行ってきた。今回は前回の作業に加えて、メインは夏祭りのお手伝い。
カレーや焼きそば、かき氷にラムネや水風船などなど、、
ちょっと遅めの夏祭り。

その中で、輪投げ屋係として祭りのお手伝いをしてきた。


(続きはタイトルをぽちり)



小学校の校庭での夏祭り。
2ヶ月前から準備していたそうで、ボランティアメンバーは諸雑務や屋台のお手伝い。

近隣住民の皆さんが続々と集まり思い思いに楽しんで行く。
子供は赤ちゃんから中学生の子らと、兄弟も多くみんな元気。

校庭にはペットボトルの器で作られたキャンドル達が。
どうやら配置からメッセージになっているっぽい。
このキャンドル達、日が暮れるごとに魅力が増していくのだ。

みんな色付きガムテープを購入して、屋台でそれを使用する。
なかにはガムテープを半分に切って練金するという悪知恵働く子供も!?

夜のキャンドル達。キラキラと宝石のようでついついパチリパチリと撮ってしまう。

会場正面では西アフリカの音楽演舞があったり、女性ボーカルのバンドライブが開催されたり。
後から知ったことだけど、今回の夏祭りはもともとボランティアで参加したバンドチームと復興リーダーである担当の人との話から生まれた祭りのようで、担当の方はじめ、各関係者のエネルギーに驚かされる。


最後は花火で楽しむみんな。

ロケット花火が無くて良かった。打ち上げ花火もあったよ。

ぼちぼち帰り始める頃、シャボン玉がふわふわと。
右のカップル(男)がなぐさめ合っているように見えるワケは知らない。


輪投げ係はどうだったかというと。
水風船はなくなるけど輪投げは無くならない。景品のお菓子もたんまり。
だからだろうか、子供達が来る。どんどん来る。そしてリピーターが多い多い。
一人5,6回は戻ってくる。
輪投げは三回、白いビニール線から投げて、成功した数だけお菓子がもらえる。
子供は真剣だ。満点目指して何度も何度もリベンジする子、一生懸命白線を近づけようと画策する子、友達と競争する子、お菓子をただひたすらもらっていく子、などなど。
そしてみんな素直でかわいい。
一緒になって遊んでる気分で、気付けば夜飯を屋台で食べることもなく、最後まで遊び続けていた。
この子達があの日、どんな体験をしたのかは知らない。
いまもあの日を思い出して怯えることがあるのかもしれない。
でもこの夜、あの子達からはそんな陰は全く見ることは無かった。
ただただ純粋に夏祭りを楽しんで笑顔でいる姿を見て、こういったイベントが多くあるといいんだなぁとしみじみ感じる、そんな夜だった。

キャンドルに灯された火も綺麗だけど、上を見ると一面星空が。写真は撮ってないけどね。
足下にはキャンドルライト、見上げればスターライト。そしてみんなスマイル。
こういう日が沢山あるといいね。

ボランティアチームも、スタッフが個性的で強力なハイパー良いチーム。
今回の祭りのきっかけがそうであったように、ボランティアに来る色んな人との繋がりやスタッフさん達の努力が合わさって、こういったワンダフルな事に結実するのだろう。
ボランティアチームはきっとこれからも思い出サルベージはもちろん、山元町イベントに協力する事も多々あるんだろうから、またチャンスがあれば参加したい。

そういえば、密着取材なのか、ディスカバリーチャンネルのカメラクルーが終始いた。
うちのテレビは壊れたまんまだから、誰かディスカバリー加入してたら見せて。
汗だくで輪投げの輪をもって子供達と格闘している俺がちらっと映ってるかもしれないから。(きっと映ってない。)

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