スクール・オブ・ロック

"ロックしようぜ!"




監督:リチャード・リンクレイター
製作:スコット・ルーディン , 脚本:マイク・ホワイト
出演者:ジャック・ブラック

ロック命の男がバンドを首になり、ひょんなことからエリート学校の臨時教師に。
授業などする気もなく、お金目当てで入り込んだが、ある日生徒達が持つ音楽の才能に気づく。
それをきっかけに、彼のロックな授業が始まった。

面白い!
ジャック・ブラックの相変わらずのクレイジーキャラは好きなのだが、それだけではない。
生徒達も実はプロの腕前をもち、スクリーンでその実力を発揮してくれるからびっくりする。
コメディ映画のカテゴリだが、ヒューマン要素も感じるし、それだけ脚本が充実していると思う。
ロック命だが才能はイマイチで、バンド仲間からも首にされてしまい、払う家賃も無い男。
かたや規則、成績、親という漬け石に押され、窮屈な思いをしている生徒達。
その2つが交わり、ロックという武器で反抗を開始する。
時折デューイが見せる生徒への愛情や、逆に生徒から教えをうけるようなシーン。
そんな出来事をはさみながら、迎える大舞台でのクライマックス。
なんだかちょっと感動した。
コメディタッチなので、辛気くささや悩ましい場面はまったくない。
ジャック演じるデューイのパワーで、ぐいぐい引っ張ってくれる。そして笑わしてくれる。

見終わったあとは、爽快な気持ちになれる映画。
そういえば、好きな映画の一つである"レント"に出ているアダム・パスカルも出ていた。
もうちょっと彼の歌を聴きたかったなー。

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