福島 - 1日目

先日、男二人で1泊2日福島の旅に行ってきた。
紅葉を拝みに!と思って行ったが、本格的な紅葉はまだまだ。一部赤づき始めの景色だった上、寄り道的な旅になった。
福島へはもちろん、関西一人旅で心強い走りを見せてくれた相棒プレオで向かう。
常磐道を北上し、いわきJCTから磐越道を走り、会津若松ICで降りる。
降りてまず目に入ってきたのは、縦型の信号。
行けども行けども縦型の信号。会津若松周辺は縦型がデフォルト?
北上し、途中にある道の駅による。
会津塗りの伝統工芸がずらりと売っていて、中にはお買い得品もありちょっと欲しかった。
なかでもこの道20数年というおっちゃんが、お手製のルアーを販売していた。
小魚のルアーなのだが、色つやがまさに本物そっくり!うろこまでもが本物のよう。
おっちゃんと色々会話をしたが、買わずに店を出る。
ごめんよおっちゃん。釣りはしないからさ。。



時間も昼時。ということで喜多方ラーメンは"源来軒"でいただく。
喜多方ラーメンの原点ともいわれる店とのことで、店の中は有名人のサイン色紙がズラリ。


ラーメンはごくごくベーシック。味は醤油、麺は太麺。
"定番"ラーメンをおいしくいただきました。

その後、喜多方駅へ到着!


駅の観光案内のおばさまに、おすすめスポットを聞く。
オススメは酒造巡りとのことで、さっそく出発。
最初の目的地は大和川酒造
・・・が、なかなかたどり着けない。。
道が細かい、一方通行が多い。どこだーー。
そうこうしてる内にやっとたどり着く。















見学(案内つき)無料!試飲も無料!うひょー。
が、運転手なので飲めず・・・!
相方が楽しんでいるのを横目で見つつ、酒造のおばさまが親切に色々と銘柄について売り込んで、いや教えてくれる。
"カスモチ" 弥右衛門酒をはじめとしたおよそ10本程の試飲ができ、あれこれ迷ってしまう。
試飲できないが。。
説明を聞いていると、生酒の"低温成熟" が飲みたくなってきたが、涙をのんで次の酒造へ。

次に訪れたのは清川商店さん。
ここでも試飲無料で、6本ほど試飲が可能だった。なんてこった。。
店のおっちゃんと話していたら、"雪樹花"を3年間寝かした酒の話題に。
パッケージには3年間と書いてあるが、実は10年寝かせているのだとか。
パッケージを「3年間」で作ってしまって、そのまま売っているという、大胆なのか嘘なのか良く分からないが、ここでしか置いてないという売り文句に負けて買ってしまいました。
負けたよおっちゃん。
ちなみに相方は大吟醸の"清川"がおいしかったとの事。あっそ。



次には、馬車道、モーツアルトを聞かせて作ったお酒で有名な、小原酒造と訪れた。
どちらも試飲可能。上の写真は小原酒造。
相方が"蔵粋"と書いて"くらしっく"と読む酒を気に入り、夜飲むため購入。それまで辛抱。。
モーツアルトを聞かせると、なんでも味が豊かになるんだとか。
それで名前が"くらしっく"。
演歌を聞かせた方が日本的で"粋"っぽいけど、モーツアルトほど効果が生まれないのかな。

そんな事を考えながら、次に向かったのは鶴ヶ城





一部の紅葉がキレイだった~。
だが大阪城を見ていたせいか、城としての感動はあまり無かった。。
しかしカップル多かったな。こんちくしょう。


次第に夜もふけ、会津若松の駅近くへ。
喜多方同様に酒造に訪れることができるのかと思いきや、駅の観光案内に聞くとそうでもなさそう。
酒造に行くのは難しそうなので、案内された、近くにある渡辺宗太商店へ。
あとから知ったが、この店はどうやら露出度がそこそこあるようで、るるぶにものっていた。
店のお兄さんがいい人で、会津・喜多方地域の事を色々と話してくれた。あと酒の事もね。
試飲もさせてくれて、またもや相方が味見をする。っていうか喜多方の時から酔ってるんだよねコイツ。。
最終的に、"会津娘"を選び持ち帰えることに。

時間も頃合で、宿はくつろぎの宿の不動滝へ。
設備も綺麗で、夕食も腹がふくれるほど郷土料理が出てきた。
夕食後、やっとの思いで"蔵粋"と"会津娘"を口にする。長かった。本当に。。
ふくよかに広がるまったりとした"蔵粋"、それよりも広がりを落ち着かせた飲み易い印象の"会津娘"
酒を片手に相方と語り合いながら、福島1日目は終了。続きは2日目へ。

コメント