The Pursuit of Happyness

「何か欲しけりゃ取りに行け」



「幸せのちから」
クリス・ガードナーの半生。

全財産21ドル33セント―――
賃貸料を延滞し、アパートを追い出され、追い出された先のモーテルでもやはり賃貸料を延滞して追い出される。最後のあては、教会のベッドで寝るための順番待ち。
なんという生活だ。
さらには地下鉄駅構内のトイレで一晩過ごすシーン。クリスが自身の惨めさに涙するのだが、彼の環境を考えると胸が痛くなる。
だからこそ、エンディングでの彼への「幸福の訪れ」は、気持ちよいものだと感じることができる。

しかしこれはあくまでサクセスストーリーの一部である。
もしバッドエンディングだったら?
そうではないにしろ、クリスと同様もしくはより悪い状況に置かれている人々も、多々いるのだろう。
グーグル先生で調べれば、いわゆる「貧困層」について多く知ることが出来る。
「格差社会」につい考えると共に、本作品を通して「幸福の追求」のための「お金の必要性」を感じることができる。

そういえば、子役はウィルスミスの実の息子だそうな。
しかし良い子だなぁ、と関心しながら観ていました。子供はその後どうなったのかもちょっと興味ある。

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