50 FIRST DATES

「人生は時に不公平だけど、あなたは生きている」



ルーシーは一年前に事故に遭うことで、脳の短期記憶を保持する部分に障害を持つことになる。
彼女の脳には事故前日までの記憶しかなく、それ以降の記憶は保持できない。
一日経つと事故の当日に戻ってしまうのだ。
そんな彼女に一目惚れしたヘンリーは、彼女との生き方を模索する。

恋人がもし記憶障害を持っていたら、はたしてヘンリーと同じ様に愛せるのか。
いや、もしも家族にルーシーがいたら。
そんな事を考えながら観賞してました。
「人が人を恋する以上に愛している」
ヘンリーのこの想いがあるからこそ、ルーシーとの毎日が幸せなんだろうと感じる。
そして家族のサポート。
ルーシーが朝起きて、事故の当日を再現しようと父と兄が毎日サポートしている。
前日を消して当日を演じて。1年間毎日繰り返し。
ルーシーのために。
虚しいけど、それと同時に大きな愛を感じた。
果たして同じ立場であったら、どうするのだろうか。。

ヘンリーの、毎日ルーシーとのきっかけの作り方が異なり見ていて面白いし、笑いの要素がところどころ詰まっていて、思わず頬が緩くなる。水族館の仲間達とのやり取りも見所!

最後のエンド・クレジットに、映画制作関係者の家族に同じ状況に立たされたと思わせるメッセージが流れる。
このメッセージを見て、映画により一層現実と愛を感じた。

「50回目のファースト・キス」は、ジョークと温かさと愛で出来ている。そんな映画だった。

んー恋がしたい!!

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