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「ジャック、人は変われるんだ」



予想と違い、とても静かな映画だったのが印象的。
アルコール中毒の刑事ジャックが、刑事のマズイ現場を見た証人者エディを法廷まで護送するという内容。
ジャックの過去の相棒フランクが、なんとしてもエディを始末しようと試みるのだが、それがどんどんエスカレートしていく。(ジャックの行動の影響によるものなんだけど。)
ジャックがバス・ジャックなんていうオヤジギャク級の展開もあり、事が大きくなってフランクも内心ハラハラなのかも。
アクションが中途半端であったのは、期待と違っていたからだろう。
アクションを見るのではなく、ジャックとエディの関係の変化を見ないとね。
DVDには2つのエンディングが収録されていたけど、やはり本編のエンディングの方が好きだ。
エディは言った、「人は変われるんだ」って。
軽犯罪者であったエディは、最後には夢に描いたケーキ屋を開始。
しかし変わったのはエディだけではない。
エディと出会い、6年前には出来なかった証言を行い、そして最後に誕生日ケーキのローソクの火を消すジャック!
ジャックもしっかり「変われている」

夜勤上がりのついでの仕事で人生も変わるんだから、俺にも何があるか分からないよね!(何にもない?)

P.S. フランク演じるデヴィット・モースは、あのザ・ロックにも出演している俳優さん。ザ・ロックのトム・バクスター少佐役(調べた。)が、頭の中でチラチラしました。しかしブルース・ウィルスは渋いね~。


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