新型コロナウイルス感染症 -COVID-19- による騒動は収まることを知らず日々猛威を奮っている昨今皆さんいかがお過ごしでしょうか。
世界はどんどん変わって行っていき、専門家会議から「新しい生活様式」という言葉が出てくるのを待たずして、これまでどおりの生活は戻らないんじゃなかろうか、という予感めいたものは大小問わず各自お持ちのことと思います。
日本国内外で不幸なニュースは流れており、先日、自身のお店の油で焼身自殺した疑いのあるとんかつ屋店主の訃報に触れてたときは、やり切れない気持ちになりました。
医療関係者の方々のご苦労だけではなく、直接的には知り得ない、コロナの影響による負の連鎖は確実に至るところへ広がっているのかと想像すると、暗暗たる気持ちにしかならないのでいっそ隕石が降ってきて全てを無に帰すればいいのにとすら思う瞬間があります。
そんな、突然の破滅願望を披露しつつ、我々個人で出来ることは極力家にいること。これに尽きます。
とはいえそれにも限界があるので、やはり外で身体を動かしたくなるし気分転換にお店にも行きたくなる。そこは周知されているようにウイルスの付着に注意を払った行動を取るよう心がけましょう。
少なくとも、毎日の情報に左右されることなくStay Homeをいかに楽しむか、ってことに腐心するのが今いまの健全な生き方というものでしょう。
さて厄介なのはStay Homeです。
"Home"における環境が十人十色なので"Stay"のやり方は様々。正解なんてなくて、これはもう日々工夫を凝らしていくしかない。
目下GW期間中、各自どんなGWを過ごしているのか、どんな生活様式を送っているのかむしろ興味があります。
まぁそれはおいておいて、僕はというとオンライン飲み会に始まり塩漬けにしていたTo Doを完了させたり、はたまた歩いていける距離のテイクアウトのお店群だったり新鮮なお魚屋を発掘したりと、この状況だからできること、ってことが結果的に増えてます。
普段はGWといえば旅行に行って長期休暇を満喫.....なんてわざわざ人混みに行くような事は避けて去年はプチ断食に挑戦していたと思うのですが、実際に振り返ってみると、コーヒー淹れてました。(プチ断食してたんだよね...)
ちなみにこの記事で触れていたように元々ハンドドリップ派でしたけど、Stay Homeの影響で夫婦共々在宅勤務になった結果、我が家にエスプレッソマッシーンを導入しました。
毎日の散歩ついでのコンビニカフェラテ分が浮きランニングコストで回収だー!と思っていたら、予想以上の大活躍によりコーヒー豆と牛乳の消費がエグいことになっており最早よく分かりません。検討中の人はご注意を。。
で、Stay Homeでなにするか、なんですが、昨年アホみたいにハマった万年筆マイブーム。昨年の内に鎮火したので色んな意味で助かっているところですが、ブームが過ぎたあとに残るは"兵どもが夢の跡" 状態で、一部を除いて放置なペンがあるのですよね。
それは僕自身がやりたかったこととも違うので、このGWでだいぶ分解洗浄を進めました。
で、今回のコロナ騒動での台湾のIT大臣やらマスク支援やら、元々高い内なる台湾株が更に上がっている僕なので、台湾の文房具メーカー"TWSBI" (ツイスビー) をあえて写真でこの度ふゅーちゃーしました。
以下の写真はDiamond 580 AL というモデルのもので、スチールニブのカリカリ感が好きなのと、適度に柔らかさも感じられる。そしてFを使っているけどインクフローも良く全然かすれない。軸も太くて握りやすい。
更には吸引式なのでインクもたっぷり使える、という高い実用性を誇る一本。しかし日本市場では2倍近く値段が付いていて買う気になれずゲンナリする。だから去年、ドイツの文房具屋で他のペンを買うついでに本来の価格で入手しました。(日本よりドイツの方が安いという。。)
分解用のスパナも付いて、こんな感じで分解・洗浄できてしまう。ニブも交換できちゃうのがそれまた良くて。
月夜を入れて、再始動。
で、色々と書いていると徐々に振り返りたくなってくる。何を。過去を。
よくありがちな、"時間のあるときに過去を振る返る"、ということをしてみると、自分が如何に昔のことを忘れているか、ってことを自覚させられます。
手元に残っている仕事のメールは2006年の終盤からだけど、2007年の終わりまで振り返っただけでも、だいぶ忘れていることが多いというか思い出すことが多いというか。
今の視点からわかる、当時の先輩の采配というか教育の仕方というか、あるいは仕事のやり方とか。
あるいは関わった異職業の人やお客さんとか、そうしたことを含んだ諸々とか。
んー、今ってそれ以上の事ができているのかなぁとか不覚にも思ってしまう。
例えば2006or7年には初めてウイスキーの世界に足を踏み入れてたり、シガーバーに連れて行ってもらったり、他色々と、これまで自分一人では行こうと思わないようなところに足を踏み入れたりしている。(例が早速仕事のことではない)
仕事面でも徐々に自分一人でやることやれることが増えていき、あれ、割と頑張ってたのかな、とか不覚にも思ってしまった。
立場が違えど、仕事に対する姿勢っていうのはある意味どこにいても変わらないはずで、なんだか今の自分は随分絡まっているなぁ、、、とか思ってしまった。まだ2007年までしか見てないのに!
加えて、あの人のお陰で、とか、あの人のこういうところ好きだな、とか、色々と思い返してくるし、そうした人と人との関わりの中で自分自身を培ってきたんだ、と改めて思う。
そう思い返したときに、こうした事を忘れがちな自分に罪悪感も抱く。。
このブログも振り返ってみると2007年から始めたようで、いくつか過去記事を眺めていると、当時の感触を思い出すようでむず痒い。
一つ言えるのは、今よりももっと自由だったなぁ、と思ってしまうこと。そう思ってしまうのは、今の自分自身に原因があることだし、それに囚われているのも自分だろうし。
振り返りって、とっても時間を必要とするのねぇ。
皆さんは振り返りっての、してますか?してるなら、どんな感じでしてますかね。教えてくださーい。
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