初キャンプ

突然だが、キャンプ好きの友人らに触発されて、日本ブッシュクラフト協会(JBA = apan Bushcraft Association) が主催するセミナーに参加したのが今年のはじめのことだった。

ブッシュクラフトとは、自然の中で生活できることを目的とし、その手段としての技能全般を指す。
その足がかりとして、火を起こす、あるいは木を削って道具にする、というスキルを、講座と実技試験を経て審査され、一定の基準を達するとそれぞれの「認定ブッシュクラフター」としての資格がゲットできる、というものが一年に一回程度開催されている。

ソロキャンプすらしたことない男が今回無謀にもチャレンジし、無事に火起こしでは指を切って流血、ドクターストップにより落第。クラフトは辛うじて合格、という血なまぐさいデビューを果たしたのはビフォア・コロナの頃。

妻に引かれながらもマイナイフを調達し、よっしゃ早速キャンプデビューじゃー!と息まいて山梨方面のキャンプ場についたと思いきや急な仕事の発生で現地見学した後、泣く泣くトンボ返り。
そしてコロナによる自粛によってデビューはしばらくお預けとなっていた。

そうこうして認定試験から半年、この度ようやくキャンプデビューを果たしてきた。


テントは持っていなかったが、コロナによる給付金が出たことで気が大きくなり(まだ振り込まれていない)、経済を回さねば!という使命感と綿密な調査の下、アライテントのトレックライズとトレックタープBeyondの組み合わせをチョイス。

テントの設営はめっちゃ簡単。ただタープの設営にはまだ課題が残る。


福井県にあるメーカーが製造している鋼材を使用した、スウェーデンのナイフメーカーFALLKNIVENの"F1" がマイナイフ。黒錆加工されているのだけど、バトニング(ナイフでする薪割り)をがしがしやっていたら早速剥げてきてションボリ。がんがん使って剥げさせた後、自分で加工するしかなさそうだ。


今回キャンプ上級者2人と行ったので、安心してキャンプの勝手を学ぶことができた。

火起こし自体も未熟だし、設営の工夫も必要な道具もあるいは改良も料理やその他諸々も、色んな余地があることが分かった。慣れとレベルアップはこれからだなー。

ただ、現地までの足が最大の問題。これはすぐには解決できなそうなんだよなぁ。

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