常陸の国の御霊山

茨城県は三年連続で全国魅力度が最下位なのは、アピールが下手であるのが主な原因なのかもしれない。
そう思えるほどに、各地に観光資源はあるし、美味しい食材、長年続く伝統があったりする。

そう考えるようになったのも、実際に茨城を案内してみるととても喜ばれ、アピール不足を言われたことがきっかけだったり。
茨城といっても面積が広く、ちょっと足を伸ばせば全然違う雰囲気を味わう事ができたりする。

例えば、妻に行きたいと言われて知った一つに「御岩神社」があって、それまでそんな場所がある事なんて全く知らなかった。
嘘か本当かわからないものの、Neverまとめ に書かれているような場所で、神仏双方が祀られており、神仏習合の様はまるで神様フェスティバル。こんな山は他に知らず、とてもユニーク。

頂上には光の柱の源と言われる石柱があり、それまでの道のりもなかなか神妙な雰囲気のある山。

唯一油断したのは、ただ神社にお参りにいく感覚でいたため、コートに革靴という出で立ちで向かい、登山が必要になることを現地で知った事。
おまけに、山頂までの道のりは表参道と裏参道があるのだけど、表参道から行ったらえらい目にあった。。
途中で地元の方が山の事や道順を都度教えてくれたけど、もしかしたらあの人は山の妖精だったのかもしれない。ふっと現れては消え、また再び現れる、ということが度々。
もう一回行ったとき、また会えそうな気がする。

そんな不思議な場所、御岩山。








これは石柱じゃないよ。


そんなんこんなで大晦日。
大晦日に御岩山について触れた意味は特にないのだけど、強いて言えば今回の記事のように、普段いる場所のことは実は知らない事が沢山あるのだということは往々にしてあるので、新しい土地のことをこれから色々と知っていこうかな、というところ。
相変わらずブログの投稿数が少なく、当初立てた目標に届いてなさそうだけれども、来年もゆるゆるやってきますよ。

じきに今年も終わりますが、色々とお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたしますということで、良いお年をお迎えくださいませ!


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