常総

みなさまこんばんわ。
世間は安保法案で騒がしいですが、安保法案以外にも目を向けるべきところはあって、その内の一つに常総市の広域浸水被害があります。
鬼怒川の堤防が決壊したことで甚大な被害が出たことは周知の事実ですが、実はこのエリアは僕の担当エリアの一つでもあって、当時はニュースサイト上に掲載される、ヘリコプターからの画像を見て初めて被害の大きさに気付かされたのでした。
いくつかのお客様では対応が必要になったものの、致命的な案件や事故もなかったのは不幸中の幸いでした。

さらにさらに、自分が住んでいる地域も隣町で、住んでいる場所では被害はなかったものの、隣町に住んでるんだし働いてくるか、ということでボランティアに行ってきました。
7時に守谷駅で受付をして1時間半ほど順番待ち、サテライトへ移動してグループに分かれて依頼者のお宅へ移動、依頼内容の作業を行うというもので、家財の移動や泥かき運搬、砂利山解体敷き詰め、家周辺の掃除等々、やることは山のようにあります。
実際に被災された方の家は被害の差はありますが、そのどれもが大変なもの。
家の中の家財を全て外に出して畳を全部剥がして床下の泥を出す光景には気が遠くなるほどで、まだまだ時間が必要です。

ところで、僕らのグループはチームワークが良く、3件のお宅+αをこなす活躍ぶり。
しかしボランティアの方々は協調性に優れていて、かつ積極的に手伝うので、自然とまとまり役割分担と作業をテキパキこなすのはチームとして気持ち良いものです。
みんな全く違うバックグラウンドを持っている人たちが集まる面白さもありつつ、「黙って見てられないから」と言って現地入りする方々も多いのは、見ていて頼もしい限り。
広島や名古屋方面から来られた方々もいて、みんな生き生きしている。
多くの団体をまとめる社協の方々も苦労されており、まだまだ手探りや混乱が見られますが、このシルバーウィークではどんどんボランティアが増えているようなので、作業は一気に進みそうな感じもします。
実際に、初日の受付は11:30で定員に達して終了しているのが、2日目の今日は9:00で終了していて、急増ぶりが分かります。
他にも色んなボランティア団体が現地入りしているので、ますます作業が捗りそう。(その分、コントロールが大変そうだけど、、)
都心からアクセスが良いというのも人が増えるポイントかも。

ということで、連休中、いっちょ働くか、という方は以下のサイトをご参考下さいませ。
シルバーウィークにおける災害ボランティアの募集について(茨城県)


あれ、なんもオチがない！