長崎と言えば造船所であり、その代表格はなんといっても三菱重工のジャイアント・カンチレバークレーンだし、1909年からすでに100年以上も現役として今もなお活躍しているクレーンだ。先日世界遺産登録もされた。
軍艦島ツアーでは船に乗って長崎港周辺の地理を海上から眺めることもあって、造船所の多さに気づかされる。
大型客船をはじめとして様々な船を作っている光景は、スケール感たっぷりで見ていてかっこいい。
ここで話をすっとばすと、佐世保にも立ち寄っていたりする。
テレビ東京の「Youは何しに日本へ?」で佐世保バーガーキング(SBK)を見ていた時期でもあって、長崎に行くなら佐世保バーガーを食べなければという使命感にかられ、無茶な縦断旅行をすることになったのは前に触れた通り。
とは言うものの、帰路の日でもあるため昼に数時間ほど立ち寄っただけ。
だがしかし、佐世保に来ておいてバーガー1つで終わらせるのはもったいない。
熟考を巡らせた末に出た答えはこうだった。
「スモールサイズなら、3ついける。」
妻にドン引きされながらも、僕は以下の3店舗に突撃。
1店舗目。ヒカリ。
元祖佐世保バーガーとの呼び声も高いこのお店。店内はかなり年季が入っており、数々の有名人との写真も並べられており、そこに大泉洋も確認できる。
学生にも人気なお店らしく、後の2店舗に比べれば価格帯も良心的で普段使いできるもの。
先に結論を言ってしまえば、このお店が一番美味しかった。
バンズがしっとりと甘いのは佐世保バーガーの特徴らしいが、味わいはベーシックながらしっかりとパティの旨味が凝縮されており、老舗というのも納得。
2店舗ビックマン。
かりかりベーコンが売りで、この時点でお腹の中は満足に近く、ヒカリの一口を超える事はできない。
3店舗目、ログキット。
駅構内と駅の外から買い求められる店舗で、駅近で食べたいときに便利。
ボリュームが売りの時点で僕のコンディションとはミスマッチである。
まあ食い意地を張った結果、当然の成り行きに落ち着いたというところが何とも悲しい。
お腹をすかせた第一食が美味しいのは言うまでもないけど、それを差し引いてもヒカリが好きかな。
ちなみに佐世保の商店街のアーケードはとても長く、直線に繋がったアーケード街としては日本一長いらしい。
大阪の天神橋筋商店街の方がよほど長く感じたけども、アーケードの繋がりという点では長いということかな。
その商店街をふらふら歩いていると、長崎テレビ的なものにインタビューされた。
どこから来たの聞かれて答えると、それに驚かれたのは僕がすでに体内に佐世保バーガーを吸収したことで醸し出されたローカル感のお陰なのか、はたまたすでに長く定着している住環境から来るローカル感がそうさせたのか、僕にはわからない。
ちなみに、「なんの制限もないとして、なりたい職業になれるとしたら何になりますか?」というものだった。
あとで妻に内容を言ったら、「つまらん答えだ」と一笑に付された僕は、明日も頑張って生きていこうと思いました。
ということで、何ヶ月前もの話をうだうだと続けることはしんどいものだったけど、ようやく区切りをつけられそう。
他にも出島や伝統の茶碗蒸しやソフトバンク事件や鬼の路面バスなどなどあったけど、長崎は良いところですた。
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