ダルマと言えば高崎を思い出す。
高崎市に入れば道路に並ぶ数々のダルマが迎え入れてくれ、もれなくギョッとする。ダルマ弁当なるものも売っている。
しかしこのダルマってのは、調べてみると意外にも知らないことが多かった。
そもそも達磨とは、南インド出身の仏教僧で、禅宗の開祖であるようだ。
この禅宗が鎌倉時代に日本に輸入され、武士の間で流行ったことは教科書で習うところ。
なんとなーく、禅の精神、cool JAPAN的にはZEN、っていうのは鎌倉仏教にその源流があり日本のコンテンツのように感じていたが、そもそもは仏教に由来しているのであってオリジナルではないのだった。
じゃあ写真のダルマのフォルムは何だというと、開祖である達磨が面壁九年の座禅によって手足が腐ってしまったという伝説があり、それであのフォルムになるという話に加えて、転んでも起き上がるという点で縁起物として日本で親しまれたのだそうだ。
外から入ってきたモノを改良して別のモノにしてしまうのは日本の得意とするところで、このダルマにもそんな物語があったらしい。
七転び八起き。
さあ明日も頑張ろう!
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