day8
~白の世界とジョリーのいる街~
10/14
5:30
起床。
今日はヨーロッパ最高峰と言われるモンブランを見に、エギーユ・デュ・ミディ(Aiguille du Midi)へ向う。なので早起き。
ところでこの日未明、同室の人が部屋の鍵をなくしたらしく、ドアをノックして度々部屋の出入りをしているのがしんどかった。
眠りが浅いのか、ドアのノック音が聞こえたら毎回同じ人がささっと起きて対応していたので助かったけど、ドミトリーでの共同宿泊はこういう面もあるんだなぁ、という一コマ。
7:00
出発。目的地はモンブラン山脈の麓、シャモニー。
この旅ですっかりお世話になったナビ先生にルートをインプットし、出発。
(続きはタイトルをぽちり)
シャモニーはフランスなので、途中、ジュネーヴからフランスへ抜けるのに国境があるのだが、これまたいつの間にか通過している、というもの。
それよりも、フランスの高速は有料のようで、写真の様に料金所が出現する。
慌てる男二人。
無事に料金所を通過。ここは大きいため人がいたけど、大体の料金所は無人だった。
ちなみにクレジットカードがあれば問題ない。
そしてジュネーヴはこの時間から通勤渋滞が出来ているのが印象的だった。
さすが時計の街。みんなきっちり働いているわけだ。そして毎日国境越えして来ているのだねー。
8:30
シャモニーに到着。
付近の駐車場に車を停めて、歩いて行くとどうやら持ってるガイドブックと歩いている方向が違いそう。
近所のおじいさん(もちろんフランス語オンリー!)に道を尋ねると、真逆だったようだ。
危ない危ない。
目指すはエギーユ・デュ・ミディへのロープウェイ乗り場。
ふらふら歩いていると、街中にはだまし絵の建物が。
近くのショップの人に道を聞くと、思っていた方向で合っていた。
さらに、いまは雲が広がっているから、ちょっと待ってから山頂に行った方が良いと親切にアドバイスも。サンクス!
確かに上は雲が広がっている。登って景色が見れないのでは切ない。
1時間後ぐらいがいいんじゃない?と言っていたので、少々ぶらぶら。
街にある教会。この隣に、観光案内所がある。
観光案内所内には日本語案内のカウンターがあるのだが、シーズンオフで担当者はいない、、
英語カウンターは営業中なので、山頂の状況を聞いてみる。
Webカメラで確認できるようで、山頂は晴れで見晴らしも良さそう、とのこと。
そろそろ行きますか!
ロープウェイ乗り場へ。看板があるので安心。
ここが乗り場。往復一人 €42.50 のチケットを購入。
ちなみに、ロープウェイのチケットを購入するのに、目的地がどこかで料金が変わる。
エギーユ・デュ・ミディ山頂までか、イタリア方面に抜けるか、というようにロープウェイをどこまで乗り継いで行くかで料金が変わるので、詳しくは案内所看板でチェック!
エギーユ・デュ・ミディ、標高2000m地点では-3℃の模様。うひー。
9:45
ロープウェイに乗り込み、ぐんぐんと上まで登って行く。
山頂まで行くのに、一度乗り換える。
ちなみにここから外に出て、登山を開始することも出来るようだ。
ぐんぐんと上昇し、いつの間にか雲の上。
ロープウェイが途中の支柱を通過する度、ゴンドラが揺れてちょっとした浮遊感が感じられる。俺は気にならないのだけど、高所恐怖症の相方は全くのNG。かなりナイーブになっている。
そして面白いのが、周りはみんなで支柱を過ぎるたび、「ワーオ!ワーオ!」とリズムをとって浮遊感を楽しんでいる。まるでアトラクション。
ちなみに日本と同じ様に、観光しているのはみなさんお年を召した方。
といっても、みんな元気で若いのだ。
おばさま。厳しい表情をされているけど、笑顔の素敵なお方。
その皺1つ1つが生きてきた人生を物語るようで、かっこいい。
かっこいい年の取り方をしたいね。
「ワーオワーオ!」と言っている間に、山頂に着く。
山頂は建物が橋で結ばれていて、行き方にちょっと迷う。
さらにロープウェイを乗り継いで、イタリアにも行けちゃう。行かないけど。
氷で覆われたトンネルの先に、まるで絵の様な山脈の姿。
トンネルを抜けると、そこは雪山でした。
なんとも勇敢なおばちゃん。
ムンクさんも驚く風景!
展望台がいくつかここにはあって、その一つから見えるシャモニーの街。
山のシルエットが特徴的。
#エギーユ・デュ・ミディという山名は「正午の時計の針」という意味を持つ。
#シャモニーから見ると、正午に太陽がこの山の頂上に座ったように見えることからきている。エギーユは「針峰」と訳され、エギーユ・デュ・ミディは「ミディ針峰」とも呼ばれるそうだ。
先ほどのトンネル、ここから登山を始めるアルピニスト達だろうか。
さて、本日の目玉、山頂の展望テラスにエレベーターで向う。
数字は標高。そう、展望テラスは3842mという、実に富士山よりも高い場所に位置している。
エレベーターを降り、目の前に広がるのは西ヨーロッパ最高峰のモンブラン先生!
モンブラン先生は標高4810m。雄大。
ムンクサンも驚きの高さ。
山頂の強い風の音が響く。そしてあるのは白い景色。
絶景を堪能したあとは、エレベーターを降りて休憩所を探す。
そうです、絶賛酸欠中です。顔の血の気は薄く、階段を上がれば息は上がり、目はチカチカ。おまけに標高3800mなんてところでムンクさんに空気を入れるものだから、俺のライフは0に近い!
向こうに見えるのは、最初に見た中腹のテラス。壁を修復中(?)のスタッフ。
建物内にはお土産屋の他にレストラン、カフェもある。
カフェに入り、ホットコーヒーとパンとラム肉、ピザソースのようなものを挟んでトーストしたサンドイッチで休憩。
暖かいものは、良い。生き返る。
12:15
山頂を堪能し、そろそろ引き上げることに。
遠ざかる山頂を見て、ムンクさんも寂しげ。
麓におりると、朝の寒さなど嘘みたい。暖かい陽気で秋晴れの空。
13:30
シャモニーを出発。
次は、世界ふれあい街歩きで知った、水の都アヌシーへ。
14:30
アヌシーに到着。
#フランス東部、スイスやイタリアとの国境に近い街アヌシー。人口はおよそ5万。ヨーロッパ屈指の透明度を誇るアヌシー湖に面している。
#湖の清らかな水が川と運河で街に流れ込み、美しい景観を織り成していることから“アルプスのベニス”と呼ばれているそうだ。
#現在の旧市街ができたのは12世紀ごろ。その後、ジュネーブ伯爵が移り住み、伯爵領の首都として発展した。
#15世紀に入ると、サヴォア公爵の支配下に置かれましたが、行政機能が集中するアルプスの重要な街としてあり続けた。
#フランスに組み込まれたのは19世紀半ばのこと。また、アヌシーは思想家のジャン・ジャック・ルソーが暮らした街としても知られている。
#アルプスの豊かな自然に恵まれ、一年中スポーツを楽しむことができるこの街は、フランス人の多くが一度は住んでみたいと願うあこがれの街といわれているようだ。
ヴェヴェイのレマン湖で鍛えられた俺たちに、大きな感動はないけれど、それでもこの避暑地の様な、丁度良い大きさの街は居心地がとっても良い。
アヌシー湖近くの大きな公園。綺麗に管理されていて、気持ちの良い公園だ。
公衆トイレ。入ったら出て来れなくなるんじゃないかと思う作りだけど、用を足している内は真ん中のランプが赤、外に出るとトイレの洗浄をし始めて黄色、利用可能になったら緑色、という仕組みのようだ。
(ここでの利用があったため、パリの公衆トイレに面食らわず済んだ。)
さてまずは宿探し、ということで街中を散策。
街を少し上がったところに城のようなものが。
この近くの宿に入ってみると、残念ながら満室。
しかし対応してくれた宿のおばちゃんがめちゃ良い人で、他の宿の情報を教えてくれる。
おばちゃんサンクス!
絵になるね。
かわいらしい建物が続く道。
結局、宿はIBISが空いていたので、そこに決定。
ふらふらとアヌシーを散策。
エサをとるとき、間抜けな姿を見せる白鳥。
世界ふれあい街歩きで見た道を歩く。うんうん。
ここでもメリーゴーランドが。
後ろはアヌシー湖。前方はアヌシーの街。
いま立っているのは恋人橋、というところらしい。ちっ。
ローラースケートの練習をする親子。
さてそろそろ夕飯の時間です。
運河沿いのお店で夕飯。パスタとピザうまし。
そして店員おすすめデザートがうまい。
店員さんかわいい。アンジェリーナジョリーに似ている?
白ワインも手伝って、ずっとジョリージョリーと言う男二人。
こうしてアヌシーの夜は更けて行く。
21:00
ホテルに戻り、明日の作戦会議。
明日はパリ途中にある、ベズレーに寄ることに。 day9 へと続く。
~白の世界とジョリーのいる街~
10/14
5:30
起床。
今日はヨーロッパ最高峰と言われるモンブランを見に、エギーユ・デュ・ミディ(Aiguille du Midi)へ向う。なので早起き。
ところでこの日未明、同室の人が部屋の鍵をなくしたらしく、ドアをノックして度々部屋の出入りをしているのがしんどかった。
眠りが浅いのか、ドアのノック音が聞こえたら毎回同じ人がささっと起きて対応していたので助かったけど、ドミトリーでの共同宿泊はこういう面もあるんだなぁ、という一コマ。
7:00
出発。目的地はモンブラン山脈の麓、シャモニー。
この旅ですっかりお世話になったナビ先生にルートをインプットし、出発。
(続きはタイトルをぽちり)
シャモニーはフランスなので、途中、ジュネーヴからフランスへ抜けるのに国境があるのだが、これまたいつの間にか通過している、というもの。
それよりも、フランスの高速は有料のようで、写真の様に料金所が出現する。
慌てる男二人。
無事に料金所を通過。ここは大きいため人がいたけど、大体の料金所は無人だった。
ちなみにクレジットカードがあれば問題ない。
そしてジュネーヴはこの時間から通勤渋滞が出来ているのが印象的だった。
さすが時計の街。みんなきっちり働いているわけだ。そして毎日国境越えして来ているのだねー。
8:30
シャモニーに到着。
付近の駐車場に車を停めて、歩いて行くとどうやら持ってるガイドブックと歩いている方向が違いそう。
近所のおじいさん(もちろんフランス語オンリー!)に道を尋ねると、真逆だったようだ。
危ない危ない。
目指すはエギーユ・デュ・ミディへのロープウェイ乗り場。
ふらふら歩いていると、街中にはだまし絵の建物が。
近くのショップの人に道を聞くと、思っていた方向で合っていた。
さらに、いまは雲が広がっているから、ちょっと待ってから山頂に行った方が良いと親切にアドバイスも。サンクス!
確かに上は雲が広がっている。登って景色が見れないのでは切ない。
1時間後ぐらいがいいんじゃない?と言っていたので、少々ぶらぶら。
街にある教会。この隣に、観光案内所がある。
観光案内所内には日本語案内のカウンターがあるのだが、シーズンオフで担当者はいない、、
英語カウンターは営業中なので、山頂の状況を聞いてみる。
Webカメラで確認できるようで、山頂は晴れで見晴らしも良さそう、とのこと。
そろそろ行きますか!
ロープウェイ乗り場へ。看板があるので安心。
ここが乗り場。往復一人 €42.50 のチケットを購入。
ちなみに、ロープウェイのチケットを購入するのに、目的地がどこかで料金が変わる。
エギーユ・デュ・ミディ山頂までか、イタリア方面に抜けるか、というようにロープウェイをどこまで乗り継いで行くかで料金が変わるので、詳しくは案内所看板でチェック!
エギーユ・デュ・ミディ、標高2000m地点では-3℃の模様。うひー。
9:45
ロープウェイに乗り込み、ぐんぐんと上まで登って行く。
山頂まで行くのに、一度乗り換える。
ちなみにここから外に出て、登山を開始することも出来るようだ。
ぐんぐんと上昇し、いつの間にか雲の上。
ロープウェイが途中の支柱を通過する度、ゴンドラが揺れてちょっとした浮遊感が感じられる。俺は気にならないのだけど、高所恐怖症の相方は全くのNG。かなりナイーブになっている。
そして面白いのが、周りはみんなで支柱を過ぎるたび、「ワーオ!ワーオ!」とリズムをとって浮遊感を楽しんでいる。まるでアトラクション。
ちなみに日本と同じ様に、観光しているのはみなさんお年を召した方。
といっても、みんな元気で若いのだ。
おばさま。厳しい表情をされているけど、笑顔の素敵なお方。
その皺1つ1つが生きてきた人生を物語るようで、かっこいい。
かっこいい年の取り方をしたいね。
「ワーオワーオ!」と言っている間に、山頂に着く。
山頂は建物が橋で結ばれていて、行き方にちょっと迷う。
さらにロープウェイを乗り継いで、イタリアにも行けちゃう。行かないけど。
氷で覆われたトンネルの先に、まるで絵の様な山脈の姿。
トンネルを抜けると、そこは雪山でした。
なんとも勇敢なおばちゃん。
ムンクさんも驚く風景!
展望台がいくつかここにはあって、その一つから見えるシャモニーの街。
山のシルエットが特徴的。
#エギーユ・デュ・ミディという山名は「正午の時計の針」という意味を持つ。
#シャモニーから見ると、正午に太陽がこの山の頂上に座ったように見えることからきている。エギーユは「針峰」と訳され、エギーユ・デュ・ミディは「ミディ針峰」とも呼ばれるそうだ。
先ほどのトンネル、ここから登山を始めるアルピニスト達だろうか。
さて、本日の目玉、山頂の展望テラスにエレベーターで向う。
数字は標高。そう、展望テラスは3842mという、実に富士山よりも高い場所に位置している。
エレベーターを降り、目の前に広がるのは西ヨーロッパ最高峰のモンブラン先生!
モンブラン先生は標高4810m。雄大。
ムンクサンも驚きの高さ。
山頂の強い風の音が響く。そしてあるのは白い景色。
絶景を堪能したあとは、エレベーターを降りて休憩所を探す。
そうです、絶賛酸欠中です。顔の血の気は薄く、階段を上がれば息は上がり、目はチカチカ。おまけに標高3800mなんてところでムンクさんに空気を入れるものだから、俺のライフは0に近い!
向こうに見えるのは、最初に見た中腹のテラス。壁を修復中(?)のスタッフ。
建物内にはお土産屋の他にレストラン、カフェもある。
カフェに入り、ホットコーヒーとパンとラム肉、ピザソースのようなものを挟んでトーストしたサンドイッチで休憩。
暖かいものは、良い。生き返る。
12:15
山頂を堪能し、そろそろ引き上げることに。
遠ざかる山頂を見て、ムンクさんも寂しげ。
麓におりると、朝の寒さなど嘘みたい。暖かい陽気で秋晴れの空。
13:30
シャモニーを出発。
次は、世界ふれあい街歩きで知った、水の都アヌシーへ。
14:30
アヌシーに到着。
#フランス東部、スイスやイタリアとの国境に近い街アヌシー。人口はおよそ5万。ヨーロッパ屈指の透明度を誇るアヌシー湖に面している。
#湖の清らかな水が川と運河で街に流れ込み、美しい景観を織り成していることから“アルプスのベニス”と呼ばれているそうだ。
#現在の旧市街ができたのは12世紀ごろ。その後、ジュネーブ伯爵が移り住み、伯爵領の首都として発展した。
#15世紀に入ると、サヴォア公爵の支配下に置かれましたが、行政機能が集中するアルプスの重要な街としてあり続けた。
#フランスに組み込まれたのは19世紀半ばのこと。また、アヌシーは思想家のジャン・ジャック・ルソーが暮らした街としても知られている。
#アルプスの豊かな自然に恵まれ、一年中スポーツを楽しむことができるこの街は、フランス人の多くが一度は住んでみたいと願うあこがれの街といわれているようだ。
ヴェヴェイのレマン湖で鍛えられた俺たちに、大きな感動はないけれど、それでもこの避暑地の様な、丁度良い大きさの街は居心地がとっても良い。
湖から街へとそのまま繋がる。カモメが多い。
アヌシー湖近くの大きな公園。綺麗に管理されていて、気持ちの良い公園だ。
公衆トイレ。入ったら出て来れなくなるんじゃないかと思う作りだけど、用を足している内は真ん中のランプが赤、外に出るとトイレの洗浄をし始めて黄色、利用可能になったら緑色、という仕組みのようだ。
(ここでの利用があったため、パリの公衆トイレに面食らわず済んだ。)
さてまずは宿探し、ということで街中を散策。
街を少し上がったところに城のようなものが。
この近くの宿に入ってみると、残念ながら満室。
しかし対応してくれた宿のおばちゃんがめちゃ良い人で、他の宿の情報を教えてくれる。
おばちゃんサンクス!
絵になるね。
かわいらしい建物が続く道。
結局、宿はIBISが空いていたので、そこに決定。
ふらふらとアヌシーを散策。
エサをとるとき、間抜けな姿を見せる白鳥。
世界ふれあい街歩きで見た道を歩く。うんうん。
ここでもメリーゴーランドが。
後ろはアヌシー湖。前方はアヌシーの街。
いま立っているのは恋人橋、というところらしい。ちっ。
ローラースケートの練習をする親子。
さてそろそろ夕飯の時間です。
運河沿いのお店で夕飯。パスタとピザうまし。
そして店員おすすめデザートがうまい。
店員さんかわいい。アンジェリーナジョリーに似ている?
白ワインも手伝って、ずっとジョリージョリーと言う男二人。
こうしてアヌシーの夜は更けて行く。
21:00
ホテルに戻り、明日の作戦会議。
明日はパリ途中にある、ベズレーに寄ることに。 day9 へと続く。
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