ヨーロッパの旅 ~day6~

day6
〜水と古都の世界〜

ヨーロッパの旅もそろそろ中盤。
書き溜めストックしているとはいえ、更新も既に面倒になってきたけど、そこは頑張れ俺。

ここまでの軌跡は下図の通り。(色は日ごとに分別)
緑→橙→黄→桃を通り、チューリッヒに宿泊し、day6は紫のコースでスイスの首都、ベルンに向う。
途中のライシーゲンという、トゥーン湖に面したユースホステルを拠点にして、スイス鉄道でベルンに行く予定だ。


さてさて、引き続きヨーロッパの旅 day6 へ。

(続きはタイトルをぽちり)



10/12

5:30
起きる。相方に叩かれ起こされたらしいが記憶に無い。
どうやらマルコも起きたようだ。おはようマルコ。

6:00
ユースホステルの朝食開始は早い。助かる。
マルコも後から食べにきた。マルコおいしい?

7:00
出発。次の目的地はベルンだけど、宿はその下にあるトゥーン湖の湖畔にあるユースホステル。
チューリッヒ渋滞を体験しただけで、チューリッヒの地を離れる。
さよならマルコ。

朝の路面電車は人もまばら。というかもう運行している。

車も少ない。

スイス鉄道と並走することが多くなってくる。

朝日がアルプスにあたり、頂上が輝いて見える。うひょー!

途中のSAで休憩。おじさんのモニュメントが街と山脈を見守ります。

気付けば相方の足が腫れ上がっている。どうやら昨日買った塗り薬の効果は無いようだ、、、

9:30
山間の高速を抜け、湖に並走していると目的地であるユースホステルに到着。
今日はスイス鉄道で首都のベルンに行こうという計画なので、宿に車を置かせてもらい、出発。
まだ静けさの漂う朝の線路。向こうに見えるのはマッターホルン?

 ユースホステルはトゥーン湖に面していて、景色が抜群。

最寄り駅であるライシーゲン駅にて、タッチパネルで切符を買う。
ベルンまで買ったつもりが、経由駅であるシュピーツ(Spiez)行きの切符であることは後から気付く。
(写真にはしっかり記載されているね。)

駅の後ろは、すぐトゥーン湖。
ここで、どちら側のホームか、自動販売機の補充をしている業者の兄ちゃんに聞いてみた。
すると反対側のホームだと言う。そうかそうか。
がしかし、駅の標識は逆方向のような、、、
電子掲示板も備わっており、それと見比べても、反対側ホームではないっぽい。
うーむ。
しばらくして、兄ちゃんが声をかけてきて、元いたホームだ、と教えてくれる。やはり。
けれども気にしてくれて、そして確認して改めて教えてくれる親切さに感謝。
スイス良いとこ。

10:30
電車に乗り、世界の車窓からの気分を堪能する。
見える景色は湖と山。癒し。脳内に流れるのはもちろん、世界の車窓からBGM。

朝早いためか人もいない。

シュピーツ駅でベルン(Bern)行きへ乗り換え。
ここで、車掌から乗車券チェック。そして発覚する切符間違え。
しかし慌てるなかれ、車掌が親切に対応してくれる。ベルンまでの切符をその場で発券、購入。先ほどのチケットも払い戻し対応もしてくれた。
スイス良いとこ。


11:30
トゥーン湖から1時間でベルンに到着。
さすがに人は多い。

ベルン駅の中央広場。色んな人が行き交う。
その中には軍服姿の、恐らく士官学生らしき集団もぞろぞろいる。
どうやら彼らも観光みたい。

ちなみに、ベルン駅に関わらず公共施設は大抵トイレが有料。
ベルン駅は2CHFでした。

駅の外に出て、ベルンの街を歩く。
駅を出てすぐ、警察の集団。気付かなかったけど、どうやら逮捕している瞬間だったようだ。
さすがに首都はいろいろあるね。

スイスの首都ベルンのメインストリートを走る路面電車。
その周りは中世から残る歴史的な建物が長く連なる。
#スイスの首都ベルン。湾曲するアーレ川に囲まれた土地をいかして1191年ツェーリンゲン公ベルヒトルト5世によって造られた町がはじまり。
#13世紀から自由都市となりさらに発展していった美しい旧市街は、1983年にユネスコの世界文化遺産に登録されたとのこと。
#大聖堂や13世紀の城門につくられた時計塔、彫像が美しい泉(水飲み場)が点在する町並みを残す一方で、スイス連邦の首都として便利な近代都市の機能も兼ね備えている場所だ。



時計台。

水飲み場が多く並んでいる。そしてその像には一つ一つ名称が。
(詳しくはグーグル先生へ)

ベルン大聖堂の広場から眺めるアーレ川。家々が美しい。





景色を堪能。さすが街並みが世界遺産の場所!
ぐるっと周り、もと来た道を戻る。

黄色が映えて絵になる。なんでヨーロッパはこんなことでも絵になるのだろう!

改めて上を見上げると、路面電車の電線で蜘蛛の巣状態だ。

12:30
ランチはベルン名物レシュティ。色んな種類のものが用意されていて、選ぶのに困るぐらい。
ちなみにレシュティはジャガイモから作られます。そうです、スイスでもポテトです。
(ちなみにこのウィンナートッピングのレシュティはうまかった)

午後は自由行動。相方とは別れて、ふらふら散策。
お互い違う方向へ歩き出し、どんな写真を撮ってくるか、というプチ競争も兼ねて。
とはいうものの、カメラ転倒事件による保護レンズの傷が痛いので、近くのカメラ屋で保護レンズを購入。
当たり前だけど、日本で買うより高い。バカ高い。
正直、買う気が失せたけど、傷つきのままではフォーカスもろくに合わず、、
涙を飲んで購入。

定員が、「あの日本人、なんで日本から来てわざわざ日本製のもの買ってんの?しかも保護レンズだけて。」みたいなことを言っていた。うるせー俺も望んでないわ!

カウンターの子がかわいかったので、ぱしゃり。
ちなみにこの子はそんなこと言ってません。


さて、保護レンズも交換してぶらぶら歩いていると、何やら巨大な建物が。

#ここは連邦議会議事堂。
#1902年に建てられた緑色のドーム型屋根を持つこの建物は ベルンのシンボル的存在になっているそう。 ゴシック調の景観はキルヒェンフェルト橋から眺めると美しいらしい。
#内部は214個の電球で飾られ、1902年に設置された 1.5tのシャンデリアは豪華絢爛。ベルンではじめての電飾照明でその歴史も古いようだ。
#また、アルベルトヴェルティ画伯が手がけたオプワルデンのランズゲマインデの壁画が一際目を引く、とのこと。


建物前は広場になっていて、噴水がある。その周りには座って休憩したり寝転がったりと、色んな人が集まる。



噴水のまわりは絵になるね。
ひとしきり噴水を撮ったところで、ふらふら周辺を散策。
じきに相方と合流し、駅へと戻る。

ベルン駅前。相変わらず蜘蛛の巣。

駅前に限らず、ベルンは駐輪自転車が多い多い。

そろそろ電車に。
ちなみにスイス鉄道の時計はみんな写真のようにシンプル。
これと同じデザインの腕時計をしていて、スイスで新しいのを買おうかと思ったけど、購入まで至らなかった。
見つけ方が悪いのか、取扱店が少なかったなぁ。


15:30
スイス鉄道に乗り、ユースホステルに戻る。
もちろん、切符は正しいものを購入。

ベルンの駅では、他人によく見られたなぁ。
なんだよイエモンが珍しいかこのやろー。


帰りの車中でベルンで自由行動の話をすると、なんとお互い噴水にいたとのこと!
そして二人とも気付かなかった。違う風景見れるかと思ったけど、行動がかぶってました。


16:30
ライシーゲン駅に戻る。
まだ日もあり明るい周辺。駅の風景を撮る相方。

駅近くにあった、真っ赤に染まった葉と、緑と山と空。ミルフィーユ。

ちょっと早いけどユースホステルに戻りチェックインする。
ふと車を見ると、葡萄の樹が車の上にあったせいで、車が葡萄の汁まみれ!あちゃー。
車を返却する前に洗車が必要だ、、、

黒猫は居眠り中。

ユースホステルの庭は広い。

先に洗濯を済ませておく。ムンクさんもね。


18:00
ユースホステルで夕飯。
ホワイトソースに鶏肉ときのこのシンプルシチュー。

ヨーグルトにコーヒーパウダーの様なものを振りかけたもの。
これがめっちゃうまい。

湖が紫色に染まってきた。
湖を眺めながら、テラスで夕飯を食べる贅沢。
そして何故か、話の内容は給食と教育に関する討議をしている男二人。

もうすっかり夜。

洗濯物が広がる部屋で、明日の会議。


そんなところで、day6は終了。day7はレマン湖沿いに走り、ジュネーブへと続く。

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