day3
〜ロマンとメルヘンに溺れて〜
男二人のヨーロッパドライブ旅。
day2はブリュッセルを出発してフランクフルト着、という緑の経路だった。
さてday3は、オレンジ経路にあるヴュルツブルクから、ロマンチック街道へと突入する。
(続きはタイトルをぽちり)
10/8
7:00
起床。フランクフルトの朝の眺め。
フランクフルト空港が近いせいか、真上を飛行機が、しかも間近に通過する。迫力の高速道路。
昨日とはがらりと変わり、すっかり晴れて良い天気。
目指すはロマンチック街道の北入り口、ヴュルツブルクへ。
こちらにも工事中、移動式信号機があるよう。
ヴュルツブルクはマリエンベルク要塞へ到着。
観光客も多く、ツアーバスもいくつかある観光場所。
トンネルを抜けた先には要塞が広がっている。
丘の上に立つ要塞。
#マリエンベルク要塞のあるマリエンブルク(マリア丘陵)は、古くは「ヴィルツェベルク」と呼ばれ、 紀元前1000年頃には既にケルト人の砦があったという。
#1200年頃の司教コンラッド・フォン・クヴェアフルトにより大規模で堅固な城塞建設が開始され、その後も何度も増改築が施されていった。 1253年から1719年まで、
#マリエンベルク要塞はヴュルツブルク司教の居館であった。15世紀後半から16世紀前半のドイツ農民戦争でも、この堅固な城塞は破られることはなかったらしい。
#だがユリウス・エヒター・フェン・メスベルブルン司教の時代の1600年の聖木曜日の夜に発生した火災により、 半分が廃墟と化したのを契機に、中世的な城塞をルネッサンス様式の城館として再建された。
#さらに、17世紀初頭の30年戦争においてマリエンベルク要塞も攻撃を受け、ついにはスウェーデン軍により陥落。
#その後、帰還した司教たちがスウェーデン軍を追い払った後、要塞は改造され、また歴代の大司教の居住にもなったそうだ。
堀で囲まれている要塞。
足下を見れば、、、青い花。ラベンダー?
そして見下ろせばこの景色!
眼下に広がるのはヴュルツブルクの市街。世界遺産のレジデンツもあそこにある。
丘の下には葡萄畑が広がっている。
#ビュルツブルグはフランケンワインでも有名で、ゲーテがお気に入りのワイナリもあったそう。
#フランケンワインは羊の皮の袋をデザインした薄い円形のビンに入っているリースリング種の白ワインとのこと。
景色を楽しむカップル。一方我々は、、
ドイツ語で、"マトリックス遊びをしないように"とは書いてない。
あちら側に見える城の様なものはなんでしょうか。
要塞背面。
さて要塞内部へ入って行くと、塔が見える。下内部にちらりと入れる。
中広場は一面窓。
仲良し夫婦。
礼拝堂。
シンプルな内装。
要塞を後にして、次はロマンチック街道でも有名というローデンブルグへ行く。
ヴュルツブルグにも路面電車は走る。
13:30
ヴュルツブルグから南下しほどなく走ればローデンブルグに。
そして初の駐車メーター。操作すれば大体わかるような感じ。
これから入る、ローテンブルクの街全体図。
#周囲を全長3.5kmの城壁にぐるりと囲まれた、中世の面影を今なお残しているこのローテンブルクの街は中世の宝石と呼ばれているそう。
#一時は帝国自由都市として繁栄するも、30年戦争と呼ばれるカトリックとプロテスタントの争い(1618~1648年)に敗れた結果、荒廃し見捨てられたそうだ。
#それが幸いして中世の街並みを残せたようだけど、第二次世界大戦で空襲を受け、町の4割が廃墟と化したと言われている。その後、人々の努力と国内外の援助によって修復がなされ、今の街並みがあるそうだ。
早速、城壁をくぐり侵入。
店の看板は写真のように特徴的な看板ばかり。
ドイツの本。
聖ヤコブ教会の広場でサッカーする兄弟。シュートをセーブされた弟が兄の尻を叩いている。
聖ヤコブ教会。
猫。そういえば、ヨーロッパで猫を目にすることが少なかったなぁ。
テディベア専門店。
クリスマス専門店に置かれた、巨大ブリキ人形。
街並みと花が似合うというメルヘンさ。
木彫りの人形達。
ローテンブルクの街には方々に色んな塔がある。この塔はレーダー門と呼ばれ、上から街を眺めることができるらしいので、登ることに。
他の客はいなかった。なぜだ、みんな知らないのか。
塔からの眺め。かわいらしい街並み。メルヘンの箱庭がそこに。
反対側。城壁に囲まれているのが分かる。
下を見れば道行く人が。家の外装といい、ミニチュアみたいだ。
客がいないので展望部屋を独占できた。そう、男二人でね。
受付のじっちゃん。気難しそうかと思いきや、ノリノリで一緒に写真を撮る。
かっこいいんだ。
ちなみに相方はキヤノン使い。撮り合う男二人は、もはやゲイ。
城壁は写真の様に通路になっていて、歩いて行くことができる。名前のプレートがいくつも見れる。
#城壁の改修費用を寄付した人の記念プレートがここに飾られているそうだ。
向いには別の塔。街中では観光客向けの馬車も通る。
遠くにある聖ヤコブ教会。光が射して不思議な光景。
最初に城壁をくぐった地点に戻る。そこは馬車の待機場所でもあった。
15:30
そろそろ宿を決めねば、ということでポケットwifiの電源を入れ、iphoneで調査。便利便利。
この街の中は高いだろう、と思いきや安宿を発見。場所を調べて宿へ突撃。
そして空きがあったので難なく一件目で宿ゲット。ラッキー。
ということでこの街で更にブラブラすることに。
カメラ小僧としてはどこも絵になるので必然的に撮りまくり。
街の中央広場。
#正面にある市庁舎(ラットハウス Rathaus )が建つ石畳の広場がローテンブルクの中心地。
#今も使われている堂々としたこの市庁舎は、様式の異なる二つの建物から成っているとのこと。
#古いゴシック様式の方は1250年~1400年頃に創建され、マルクト広場に面して建つルネッサンス様式の方は1572~1578年に建てられたという。
#ちなみに高さ60mの鐘塔の展望台から周囲を展望できるのだが、当時はそんなん知らんかった。だからレーダー門は人がいなかったわけだ。
街中には水場がいくつかある。
中央広場の角にあるテディー専門店(2件目)の2回から、シャボン玉を吹くからくりテディ。
どこまでメルヘンチックなのか。しかしシャボン玉フェチとしては嬉しい演出。
シャボンテディーの周りで子供達がシャボン玉を捕まえようと奮闘する。
子供にはたまらない街なのは間違いない。
シャボン玉は風にのってふわふわと。
この老夫婦もメルヘンな雰囲気から、若い頃を思い出しているのだろうか。
ここにはクリスマス用品専門店があり、その店の前にはこの車が置かれている。
子供達で大にぎわい。
店の中の友人と立ち話するばあちゃん。
18:00
昼食を取っていなかったこともあり、夕食に。
ホテルと一緒になっているレストランが多く、一件目はホテル利用客分しか受け付けてないのか、NGだった。
二件目の、これまたアットホームな家に入り、ここもホテルだったがOKしてくれた。
そして三夜連続、ここもまたおばちゃん。
ドイツの白ワイン。うまし。
特に相方の飲んだ白ワインが水のように飲みやすく、フルーティ。
日本酒にも近い。うまかったー。名前をど忘れしたのが悔やまれる。
牛肉のソテー。ガーリックバターを添えて。これまたうまし。
おばちゃんお手製。
デザートにチョコボール。パイ生地で出来た、中はサクサク、というかパサパサしている。これもおばちゃん手作りだ。
#シュネーバレンと言い、ローデンベルグ名物で"スノーボール"と呼ばれるそうだ。
#そういえばおばちゃんもスノーボールと言っていたけど、大きなチョコボールにしかみれない。
#というか、これはチョコでコーティングされたもの。他にも種類がある。
19:30
宿に戻る。ここで相方の右足が原因不明の痛みでリタイヤ。
夜の街を一人散策する。
21:00
宿に戻る。夜は治安良し。メルヘンの街だから当然?
ポリスも見回りをしていて、職務質問している場面もあったな。
下戸な相方は先ほどのワイン一杯で酔いつぶれ。
そんなday3。
〜ロマンとメルヘンに溺れて〜
男二人のヨーロッパドライブ旅。
day2はブリュッセルを出発してフランクフルト着、という緑の経路だった。
さてday3は、オレンジ経路にあるヴュルツブルクから、ロマンチック街道へと突入する。
(続きはタイトルをぽちり)
10/8
7:00
起床。フランクフルトの朝の眺め。
9:00
出発。昨日の坊主シャツはいなかった。
しかし変わってかわいい受付嬢に変わっていたので一緒に写真を撮る。
「良い笑顔だね」と言うと、「知ってるわ」と切り返してくる。胸キュン。
フランクフルト空港が近いせいか、真上を飛行機が、しかも間近に通過する。迫力の高速道路。
昨日とはがらりと変わり、すっかり晴れて良い天気。
目指すはロマンチック街道の北入り口、ヴュルツブルクへ。
こちらにも工事中、移動式信号機があるよう。
ヴュルツブルクはマリエンベルク要塞へ到着。
観光客も多く、ツアーバスもいくつかある観光場所。
トンネルを抜けた先には要塞が広がっている。
丘の上に立つ要塞。
#マリエンベルク要塞のあるマリエンブルク(マリア丘陵)は、古くは「ヴィルツェベルク」と呼ばれ、 紀元前1000年頃には既にケルト人の砦があったという。
#1200年頃の司教コンラッド・フォン・クヴェアフルトにより大規模で堅固な城塞建設が開始され、その後も何度も増改築が施されていった。 1253年から1719年まで、
#マリエンベルク要塞はヴュルツブルク司教の居館であった。15世紀後半から16世紀前半のドイツ農民戦争でも、この堅固な城塞は破られることはなかったらしい。
#だがユリウス・エヒター・フェン・メスベルブルン司教の時代の1600年の聖木曜日の夜に発生した火災により、 半分が廃墟と化したのを契機に、中世的な城塞をルネッサンス様式の城館として再建された。
#さらに、17世紀初頭の30年戦争においてマリエンベルク要塞も攻撃を受け、ついにはスウェーデン軍により陥落。
#その後、帰還した司教たちがスウェーデン軍を追い払った後、要塞は改造され、また歴代の大司教の居住にもなったそうだ。
堀で囲まれている要塞。
足下を見れば、、、青い花。ラベンダー?
そして見下ろせばこの景色!
眼下に広がるのはヴュルツブルクの市街。世界遺産のレジデンツもあそこにある。
丘の下には葡萄畑が広がっている。
#ビュルツブルグはフランケンワインでも有名で、ゲーテがお気に入りのワイナリもあったそう。
#フランケンワインは羊の皮の袋をデザインした薄い円形のビンに入っているリースリング種の白ワインとのこと。
景色を楽しむカップル。一方我々は、、
黄昏れるしかありません。男二人だもの。風が冷たいや。
ドイツ語で、"マトリックス遊びをしないように"とは書いてない。
あちら側に見える城の様なものはなんでしょうか。
要塞背面。
さて要塞内部へ入って行くと、塔が見える。下内部にちらりと入れる。
中広場は一面窓。
仲良し夫婦。
礼拝堂。
シンプルな内装。
要塞を後にして、次はロマンチック街道でも有名というローデンブルグへ行く。
ヴュルツブルグにも路面電車は走る。
13:30
ヴュルツブルグから南下しほどなく走ればローデンブルグに。
そして初の駐車メーター。操作すれば大体わかるような感じ。
これから入る、ローテンブルクの街全体図。
#周囲を全長3.5kmの城壁にぐるりと囲まれた、中世の面影を今なお残しているこのローテンブルクの街は中世の宝石と呼ばれているそう。
#一時は帝国自由都市として繁栄するも、30年戦争と呼ばれるカトリックとプロテスタントの争い(1618~1648年)に敗れた結果、荒廃し見捨てられたそうだ。
#それが幸いして中世の街並みを残せたようだけど、第二次世界大戦で空襲を受け、町の4割が廃墟と化したと言われている。その後、人々の努力と国内外の援助によって修復がなされ、今の街並みがあるそうだ。
早速、城壁をくぐり侵入。
店の看板は写真のように特徴的な看板ばかり。
ドイツの本。
聖ヤコブ教会の広場でサッカーする兄弟。シュートをセーブされた弟が兄の尻を叩いている。
聖ヤコブ教会。
猫。そういえば、ヨーロッパで猫を目にすることが少なかったなぁ。
テディベア専門店。
クリスマス専門店に置かれた、巨大ブリキ人形。
街並みと花が似合うというメルヘンさ。
木彫りの人形達。
ローテンブルクの街には方々に色んな塔がある。この塔はレーダー門と呼ばれ、上から街を眺めることができるらしいので、登ることに。
他の客はいなかった。なぜだ、みんな知らないのか。
塔からの眺め。かわいらしい街並み。メルヘンの箱庭がそこに。
反対側。城壁に囲まれているのが分かる。
下を見れば道行く人が。家の外装といい、ミニチュアみたいだ。
客がいないので展望部屋を独占できた。そう、男二人でね。
受付のじっちゃん。気難しそうかと思いきや、ノリノリで一緒に写真を撮る。
かっこいいんだ。
ちなみに相方はキヤノン使い。撮り合う男二人は、もはやゲイ。
城壁は写真の様に通路になっていて、歩いて行くことができる。名前のプレートがいくつも見れる。
#城壁の改修費用を寄付した人の記念プレートがここに飾られているそうだ。
向いには別の塔。街中では観光客向けの馬車も通る。
遠くにある聖ヤコブ教会。光が射して不思議な光景。
最初に城壁をくぐった地点に戻る。そこは馬車の待機場所でもあった。
15:30
そろそろ宿を決めねば、ということでポケットwifiの電源を入れ、iphoneで調査。便利便利。
この街の中は高いだろう、と思いきや安宿を発見。場所を調べて宿へ突撃。
そして空きがあったので難なく一件目で宿ゲット。ラッキー。
ということでこの街で更にブラブラすることに。
カメラ小僧としてはどこも絵になるので必然的に撮りまくり。
街の中央広場。
#正面にある市庁舎(ラットハウス Rathaus )が建つ石畳の広場がローテンブルクの中心地。
#今も使われている堂々としたこの市庁舎は、様式の異なる二つの建物から成っているとのこと。
#古いゴシック様式の方は1250年~1400年頃に創建され、マルクト広場に面して建つルネッサンス様式の方は1572~1578年に建てられたという。
#ちなみに高さ60mの鐘塔の展望台から周囲を展望できるのだが、当時はそんなん知らんかった。だからレーダー門は人がいなかったわけだ。
街中には水場がいくつかある。
中央広場の角にあるテディー専門店(2件目)の2回から、シャボン玉を吹くからくりテディ。
どこまでメルヘンチックなのか。しかしシャボン玉フェチとしては嬉しい演出。
シャボンテディーの周りで子供達がシャボン玉を捕まえようと奮闘する。
子供にはたまらない街なのは間違いない。
シャボン玉は風にのってふわふわと。
この老夫婦もメルヘンな雰囲気から、若い頃を思い出しているのだろうか。
ここにはクリスマス用品専門店があり、その店の前にはこの車が置かれている。
子供達で大にぎわい。
店の中の友人と立ち話するばあちゃん。
18:00
昼食を取っていなかったこともあり、夕食に。
ホテルと一緒になっているレストランが多く、一件目はホテル利用客分しか受け付けてないのか、NGだった。
二件目の、これまたアットホームな家に入り、ここもホテルだったがOKしてくれた。
そして三夜連続、ここもまたおばちゃん。
ドイツの白ワイン。うまし。
特に相方の飲んだ白ワインが水のように飲みやすく、フルーティ。
日本酒にも近い。うまかったー。名前をど忘れしたのが悔やまれる。
牛肉のソテー。ガーリックバターを添えて。これまたうまし。
おばちゃんお手製。
デザートにチョコボール。パイ生地で出来た、中はサクサク、というかパサパサしている。これもおばちゃん手作りだ。
#シュネーバレンと言い、ローデンベルグ名物で"スノーボール"と呼ばれるそうだ。
#そういえばおばちゃんもスノーボールと言っていたけど、大きなチョコボールにしかみれない。
#というか、これはチョコでコーティングされたもの。他にも種類がある。
おばちゃん。ごちそうさまでした。
19:30
宿に戻る。ここで相方の右足が原因不明の痛みでリタイヤ。
夜の街を一人散策する。
21:00
宿に戻る。夜は治安良し。メルヘンの街だから当然?
ポリスも見回りをしていて、職務質問している場面もあったな。
下戸な相方は先ほどのワイン一杯で酔いつぶれ。
そんなday3。
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