ヨーロッパの旅 ~day2~

day2
〜雨とエンストとドイツ語と〜

#付きは解説コメント。

10/8

6:00
起床

8:00
朝食をとりにいくが、まだ準備中みたい。ブリュッセルの朝はスロー。
15分後ぐらいから用意ができる。

9:00
レンタカーは午後から借りる予定のため、午前中はグラン・プラスを見に行きたい。
そこで、受け付けのナイスガイに確認するとMAX12時まではチェックアウトせずに済むとのことなので、それまでに戻ってくるということで、観光へ。

相方が書いた、、、訳ではありません。

(続きはタイトルをぽちり)



なんでしょうかこのライオンの門は。

さっきの門の正面。どうやら王宮のよう。
ちなみに、ベルギー国旗が立っているので、王が国内にいる証なのだそう。
#ここはブリュッセル王宮。かつてブラバン公の宮殿があった場所に建っているとのこと。
#現在の建物は18世紀にオレンジ公ウィレム一世の治世下に再建されたものを基礎とし、その後1904年国王レオポルド2世によって内外装ともほぼ全面的にルイ16世様式に改築されたもの。
#建物の右翼部分はベルビュー博物館として使用されているそうです。
#難しい。

正面には大きな公園が。ランニングしている人や休憩する人など。
しかし、どんより雲で人もまばら。
#ここはブリュッセル公園。
#昔ワランドと言うブラバン公の狩猟地だったようで、1835年に建築家ジンネの設計により現在の姿となった、とのこと。
#1830年、ベルギー独立派とオランダ軍との最初の戦いが行われた場所としても知らおり、現在は噴水、グロッタなどのある18世紀フランス風の均整のとれた公園となっている。
#ただの公園では無かったのか、、

公園を抜けるとまた仰々しい建物が。
#ここは国会議事堂みたいです。
#ギマールの設計により1779年に着工されペジメントは1781年ゴッド・シャルルにより彫られました。1830年以降此処は国会議事堂となり上院と下院があるとのこと。
#どおりで仰々しいはずだ。

近くには路面電車のある通り。
グランプラスへ向っているつもりが、ふらふらと当てもなくさまようことに。

向こうに立派な塔を発見。
#これは、コングレ記念塔。
#1831年の憲法発布を記念し、1859年に建造。後に最高裁判所を設計した建築家、ジョセフ=プラールの設計による。
#塔の頂上部に置かれた初代国王レオポルド1世の像を含め、全高47メートル。
#2匹のブロンズのライオン像は九つの州をシンボル化しているのだそうで、角の4つの像は言論、出版、結社、教育の自由を表していると言う事らしい。
#前日の夜に、暗い中で最高裁判所見たけど立派だった。同じ建築家の設計なのだね。

10:00
ふらふらと散策していると、大聖堂に到着。
#ここは、サンミッシェル大聖堂と呼ばれる、ゴシック様式の聖堂。
#13世紀から15世紀にかけて建造された。1516年のカール5世の戴冠式のほか、ベルギー国王ボードワン1世(在位1951~1993)、
#およびアルベール2世(在位1993~)の長男フィリップ皇太子の結婚式が行われたとのこと。
#内部には聖ギュデュル像が置かれており、伝説によると7世紀頃、この場所に小さな礼拝所があり、少女ギュデュルがロウソクの火を吹き消す悪魔の意地悪にもめげず、毎晩祈り続けていたということだ。
#その後、市民は大天使聖ミッシェル教会に聖ギュデュルの名前を付け加えることを望んだが、正式に法王の許可を得られなかったというお話がある。

ヨーロッパに入り、初の大聖堂内へ。
荘厳な内部。今回の旅でいくつかの教会や大聖堂に訪れることになったけど、信仰と芸術は、結びつきが強いものなんだなぁ改めて感じる。
ヘーゲル哲学にそんな話があった気がするけど、覚えていないので一旦忘れる。言いたかっただけ。

美しいステンドグラス。

なにやらオーラを放つ像。ここは説教台のようだ。
下で支える人物と、頂点に君臨する、、なんだろうか?
象や亀、ヘビが世界を支えているという、仏教(古代インド)の須弥山を彷彿とさせる、、なんて語ってみる。
しかし"支える"という部分が共通していて興味深い。この像にはどんな意味があるんだろう。

正面下から覗き込む図。
ううむ、説教されている気分になる。

内部は無料(もちろん気持ち次第で寄付)で入れる。
その他に宝物部屋があったりするが、お金を払って見学する形となる。

11:00
大聖堂を出て、この旅最初の世界遺産、グラン=プラスに到着。
(途中にある公衆トイレは有料なので注意。硬貨もってると吉)
どどーんとその広場が目の前に。そしてどどーんと雨降りどんより。
嬉しさと寒さと雨の冷たさが入り交じる。

広場にある花市。雨のため閑散としている。
#グラン=プラスは世界で最も美しい広場のひとつと見なされている。
#市庁舎、ギルドハウス、王の家、ブラバン公の館といった歴史的建物に囲まれたこの広場は、1998年にユネスコの世界遺産に登録された。
#詳しくはwikipediaを。

市庁舎を下から覗く。結婚式もやっていた。

広場周辺は飲食店が多く並ぶ。まだ昼前で、開店前が多々。
お目当てのお店も開いてなかった。

広場に面したこちらのお店でベルギー名物、ムール貝を頂くことに。

店内。寒さが和らぐ。

ムール貝。ガーリックの味がしみ込んでいて美味しい。
午後から運転のため、残念ながらノンアルコール。

さて、食べ終えた時点で12時を回っており、仕方なしにタクシーを拾い、急いでホテルへ戻る。同時に、タクシーの運転を見て左ハンドル走行を勉強する。が、タクシーがめちゃ飛ばす。完全に走り屋でアトラクション気分。勉強できなかった、、

12:20
ホテル到着後、すぐに出発。
ナイスガイは"やっぱり遅れたか"と、スマイル。相変わらずナイスガイ。

ナイスガイとの写真を撮り終え、ブリュッセル南駅へ。
ハーツがなかなか見つからないので、チョコレート屋のおっさんに聞いて解決。
チョコ買わなくてごめん。
(ハーツのカウンターは、南駅バスターミナルとは構内反対出口傍にあります。)

ハーツのカウンターで手続き。なぜかアメックスの方がベターのようで、相方で登録。
俺はセカンドドライバーに。(予約時はVISAでも良いと言っていたのに!)
説明を聞くと俺たちはラッキーの様で、配車がほぼ新車でNAVIも内蔵タイプ。
なのでNAVIの乗り捨て料金はかからないとのこと。
車のグレードも何故か予約したものより上がっていて、それでアメックス支払いがベターになったようだ。(車のグレードが上がると、アメックスかダイナースが良いと予約時に聞いた。)
グレードが上がったことで料金も割り増しになっていてちと納得いかなかったが、後日の支払いはどうやら予約時の料金と一緒になっていた。
海外レンタカーは柔軟な対応が必要のようだ。

地下駐車場から車をピックアップ。
当初オンボロ車を予想していたので、テンションが上がる。

さてさて、今回の肝心要の左ハンドルマニュアル運転。
駐車場で練習したところ、エンスト連発、ウインカー時にワイパーと、不安が倍増。
ということで、マニュアル車所有歴のある相方にバトンを渡し、俺は大人しくセカンドドライバーの座を暖めておくことにする。
車の取説を読もうとするがフランス語でわけ分からん。
とりあえず一通り練習して、ナビ先生をフランクフルトへセットし、出発。

14:00
満を持して(?)地下から外の世界へ。
めっちゃ怖い。南駅といってもTGVが停まる駅。
当然街は大きいし交通量も多い。なすがまま流れに身を任せ、前の車の作法を覚えながら、ナビの指示方向を目指す。
次第に道が開けて行き、気がつけば走っている道路は高速道路。ベルギーはどうやら高速無料のようだ。

途中、SAでGean Tea味のお茶を買いながら向う。味はレモンティーだった。


ドイツはアーヘンに近づき、さてそろそろパスポート用意か!?と思いきや、いつの間にか国境越えしていた。なんともフリーな移動。
アーヘン辺りで、工業地帯が向こうに見える。もくもくと煙も。ジャーマニースモッグ。

ドイツに入ると、雨の中でさえみんな飛ばしている。
だいたい150km前後でみんな走っております。

フランクフルトの文字が見えてきたー。

雨も止み始め、家々がベルギーとは違うことに気付く。

ちなみにSAは当然右へと入ります。しかも入り口すぐ。
高速の合流はかなりの短距離。

19:00
ホテル着。フランクフルトはレーデルハイム付近のホテル。
途中色々あったけど、なんとかナビ先生のお陰で到着。
夕飯を食べてないので、近くにある店を受付に教えてもらう。
歩いて1,2kmほどのところにあるようだ。親切にマップをプリントしてくれた。
加えて、店までの治安を一応聞いておくと、「何言ってるんだ、安全だ」というそぶりを見せる。ならいいんだ。
ちなみにこの時の受付も、ブリュッセルのホテルのナイスガイ風に、坊主頭にシャツ。
なんだよ流行ってるのか?

てくてくと夜道を歩いて行く。人は少ない。

しばらく歩いたところで、いくつか店が見えてきた。
ちなみに下の写真は歩道ボタン。押すと程なくして歩道の信号とボタンのランプが緑になる。

教えてもらった店はイタリアンだったのでパス。俺たちはドイツ料理が食べたいんだ!
ということで、道途中に発見したこちらのお店にお邪魔。

店内はアットホームな感じ。

さて、メニューを読むが全てドイツ語でさっぱり分からない。
そして店のおばちゃん(昨日に続きまたおばちゃん)も英語はだめみたい。ぐぬぬ。
身振り手振りとドイツ語の本を使いつつ、なんとか注文。
豚肉をチーズでソテーしたようなものと、サラダ、そしてドイツビール!うまーい。
そしてポテトもきちんとある。

レッカー!(ドイツ語でおいしい)と連呼し、おばちゃんもスマイル。
またもやおばちゃんと写真を撮り、店を後にする。

day2はこんなところ。明日はロマンチック街道へ突入。続きはday3へ。

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