とりとめのないメモ。ちょこちょこ編集する。
チュニジアで起きたジャスミン革命。
wikipediaでさっそくまとめが行われている。
wikipedia - ジャスミン革命
2010年の12月に起きた焼身自殺で正に火種が出来たところにwikileaksの機密文書公開による燃料投下で一気に炎上。
ベン・アリの写真はチュニジアを旅した時にいたるところで見ていて、独裁国家の色合いが全面に出ていたし、ガイドのモハメッドから失業率が高いって話も聞いていた。
町中を歩けば、昼間からコーヒーショップでずっと話をしていた男子達の多さや、少し町を外れれば日陰で横たわっている大人達の多さを見れば、それは分かっていた。
一方で、チュニジア各地で見た大統領の豪華な家や別荘を見ていると、権力者の贅沢と生活苦喘ぐ人々の対比が際立って見える。
こういう事からも、焼身自殺はきっかけで、元々内なる火は時間をかけて燻っていたように思える。
そんな光景を見ていたからか、ジャスミン革命が起こったことは、今思えばああなるほどなと思う。
一方で、やっぱり少し驚いている。接したのは一部の人達だけど、あの陽気な男たちは、内なる火を灯していたことに。
まだまだ読み取れる所が少ないし、勉強しないとなぁ、と思う。
今回のジャスミン革命でツールとして役に立ったfacebook。
デモクラシーを求めてSNSを活用した人々が活動を組織して実行に移し、ジャスミン革命に至った事実。
そしてこの事実に共振するように、いまエジプトでも歴史が動いている。
wikipedia - エジプト騒動
chikirin - アラブの政変で負けようとしているのは誰なのか?
一方で中国では同じ事は起きない、という分析も。
newsweeks - エジプトの次は中国、にはならない理由
フィフィblog - エジプトの夜明け
フィフィblog - その2
チュニジアの一件もあってか、エジプト政府は強権発動でISPを停止し、SNS封じに出る。
ITmedia - エジプトのネット遮断
それを受けてか、googleとtwitterは電話からツイートできる「speak2tweet」というサービスを立ち上げる脅威の応酬。さすが。
日本時間2月1日の100万人デモまでは、負傷者は出ているものの、比較的穏やかなデモだったようだ。
地元ボランティアがデモに伴い町の清掃を実施したり、軍も介入せず中立を保っている。
ただ、親ムバラク派の工作員がデモに紛れて暗躍しているとの情報もちらほらと、、
そして、アルジャジーラをはじめ報道陣を狙った攻撃が開始されつつあるようで、さらには日本時間2月2日にはデモが急展開を見せて、暗躍している新ムバラク派が徐々に台頭し、過激の一途を辿りつつある模様、、
今現在、国連事務総長がエジプト情勢に「国連は介入する用意がある」という声明が出たようだ。
しかしアルジャジーラとtwitterの凄さを痛感する今日この頃。
2/3
エジプト首都カイロ・タハヒール広場で、武装した親ムバラク派が反政府側市民を銃撃、4人が殺害され13人が負傷との報道
エジプトの反政権デモ隊と、動員されたムバラク派の衝突の現場となったカイロ中心部のタハリール広場周辺は、軍が緩衝地帯をつくり、その後大規模な衝突は食い止められています。シャフィク首相は政府の関与は否定しつつ衝突という事態に至ったことについて謝罪、調査すると表明
しかし、騒乱状態なのに通勤の自動車やバストが走り出した。そういえば、イラク戦争で空爆真最中のバグダッドでもそうだった。アラブって不思議。
通常の戦争取材よりも危険な現場となった。戦争ならば、対立する両者を分ける線が明確だったりする。しかし、カイロではその線がない。混沌状況。まして、メディアも標的になっているのだから困ったもの。
英タブロイドのデイリーメール紙: http://ow.ly/3Po6I
エジプト反政府デモのビデオ・クロニクルサイト=> http://ow.ly/3PnVj
約30年に及ぶムバラク政権の軌跡を、「ニューヨーク・タイムズ」が時系列で紹介しています。 http://ow.ly/3Pxds
デモの様子を写真で振り返ることも。下部に時系列のインデックスがあり、わかりやすいです。 http://ow.ly/3Pxso
チュニジアで起きたジャスミン革命。
wikipediaでさっそくまとめが行われている。
wikipedia - ジャスミン革命
2010年の12月に起きた焼身自殺で正に火種が出来たところにwikileaksの機密文書公開による燃料投下で一気に炎上。
ベン・アリの写真はチュニジアを旅した時にいたるところで見ていて、独裁国家の色合いが全面に出ていたし、ガイドのモハメッドから失業率が高いって話も聞いていた。
町中を歩けば、昼間からコーヒーショップでずっと話をしていた男子達の多さや、少し町を外れれば日陰で横たわっている大人達の多さを見れば、それは分かっていた。
一方で、チュニジア各地で見た大統領の豪華な家や別荘を見ていると、権力者の贅沢と生活苦喘ぐ人々の対比が際立って見える。
こういう事からも、焼身自殺はきっかけで、元々内なる火は時間をかけて燻っていたように思える。
そんな光景を見ていたからか、ジャスミン革命が起こったことは、今思えばああなるほどなと思う。
一方で、やっぱり少し驚いている。接したのは一部の人達だけど、あの陽気な男たちは、内なる火を灯していたことに。
まだまだ読み取れる所が少ないし、勉強しないとなぁ、と思う。
今回のジャスミン革命でツールとして役に立ったfacebook。
デモクラシーを求めてSNSを活用した人々が活動を組織して実行に移し、ジャスミン革命に至った事実。
そしてこの事実に共振するように、いまエジプトでも歴史が動いている。
wikipedia - エジプト騒動
chikirin - アラブの政変で負けようとしているのは誰なのか?
一方で中国では同じ事は起きない、という分析も。
newsweeks - エジプトの次は中国、にはならない理由
フィフィblog - エジプトの夜明け
フィフィblog - その2
チュニジアの一件もあってか、エジプト政府は強権発動でISPを停止し、SNS封じに出る。
ITmedia - エジプトのネット遮断
それを受けてか、googleとtwitterは電話からツイートできる「speak2tweet」というサービスを立ち上げる脅威の応酬。さすが。
日本時間2月1日の100万人デモまでは、負傷者は出ているものの、比較的穏やかなデモだったようだ。
地元ボランティアがデモに伴い町の清掃を実施したり、軍も介入せず中立を保っている。
ただ、親ムバラク派の工作員がデモに紛れて暗躍しているとの情報もちらほらと、、
そして、アルジャジーラをはじめ報道陣を狙った攻撃が開始されつつあるようで、さらには日本時間2月2日にはデモが急展開を見せて、暗躍している新ムバラク派が徐々に台頭し、過激の一途を辿りつつある模様、、
今現在、国連事務総長がエジプト情勢に「国連は介入する用意がある」という声明が出たようだ。
しかしアルジャジーラとtwitterの凄さを痛感する今日この頃。
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エジプト首都カイロ・タハヒール広場で、武装した親ムバラク派が反政府側市民を銃撃、4人が殺害され13人が負傷との報道
エジプトの反政権デモ隊と、動員されたムバラク派の衝突の現場となったカイロ中心部のタハリール広場周辺は、軍が緩衝地帯をつくり、その後大規模な衝突は食い止められています。シャフィク首相は政府の関与は否定しつつ衝突という事態に至ったことについて謝罪、調査すると表明
しかし、騒乱状態なのに通勤の自動車やバストが走り出した。そういえば、イラク戦争で空爆真最中のバグダッドでもそうだった。アラブって不思議。
通常の戦争取材よりも危険な現場となった。戦争ならば、対立する両者を分ける線が明確だったりする。しかし、カイロではその線がない。混沌状況。まして、メディアも標的になっているのだから困ったもの。
英タブロイドのデイリーメール紙: http://ow.ly/3Po6I
エジプト反政府デモのビデオ・クロニクルサイト=> http://ow.ly/3PnVj
約30年に及ぶムバラク政権の軌跡を、「ニューヨーク・タイムズ」が時系列で紹介しています。 http://ow.ly/3Pxds
デモの様子を写真で振り返ることも。下部に時系列のインデックスがあり、わかりやすいです。 http://ow.ly/3Pxso
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