9/15
4:30
起床。
15分後にmorning callが。モハメッドの配慮か。
5:30
朝日鑑賞のため、砂丘へ出発。
厳しい道をぐわんぐわんと走って行く。
砂漠から望む朝日。良い朝だ。今日も良い一日になりますように。
朝日鑑賞の砂丘に、もう一組グループがいると思いきや、シディブサイドからちらちら見かけていた日本人?の男女。
話しかけてみると、やはり日本人で夫婦だった。
近くにあるスターウォーズのロケ地。うひょー。
ここでルークが!オビワンが!
朝日をバックに。
戻り際、モハメッドが、俺はフィクションは好きじゃないんだ。リアルが良いんだ、と言い出す。
あれ?ラブリータイムは?
ホテルへ帰り中。朝日を浴びて、なぜかぶら下がっているドコモダケが輪郭をくっきり写す。
9:00
一旦ホテルに戻った後、再集合。
モハメッド達を待っていると、さきほどの日本人夫婦が。同じホテルだったか。
どうやら同じ代理店を使ったツアーのようだ。あちらは10日間の旅行みたい。
前半は一緒のようだけど、これから先の後半はちょっと違うみたいだ。
談笑した後に、モハメッド達と一路山岳オアシスへ。アルジェリアの国境がすぐ近い場所。
周りはもう砂漠が目立つ地域。道路の標識にも、ラクダ注意のマークが。
10:00
山岳オアシス観光。シェビカ、タメルザ、ミデスの3つのエリアに別れる。
厳しい大地に湧く水を見て、オアシスを実感することになる。
タメルザ峡谷。
下には通って来た町や、休憩所が見える。
登って行くと、山羊のような像が見える。守護神のようだ。
下った先には湧き水がでていて、川を成している。
休憩所へ戻る道は、露店が立ち並んでいる。ベトナムだと果てまでついてきそうだが、チュニジアではそんなことはない。
ありがとねーと言いえば、だいたい諦めて手を振ってくれる。
カラテカラテといって、構えをしてくる。教えてくれと言われるが、教えるほど空手道場へは通えなかった。
翡翠色で少し水色がかったような色をした眼で、綺麗だったな。
アチョーと言ってくる青年。こいつもか。
ブルースリー、ジャッキーチェンと言ってくるので、それはカンフーだ、日本じゃないぞと言ってやる。仲良し二人組。
休憩所にある郵便ポスト。チュニジアのポストは黄色だ。
タメルザ峡谷。小さな滝があり、水が流れ出ている。
日本の学生さん。彼も一人旅のようで、20日間チュニジア滞在するらしい。もう折り返しの10日間だが、どうしようかなぁと言っていた。
うらやましす。学生さん、もしこれを見ていたら、撮った写真を送ってね。
タメルザにも土産屋が並ぶ。カラフルで綺麗な風景だ。
かわいらしいラクダがいるので撮っても良いかと聞くと、1Dだ、そこに書いてあるだろうと言う。確かに看板がある。ちぇ。
しぶしぶ諦めて行こうとすると、分かった分かった、撮っても良いよ、と言ってくれる。なんという優しさ。
彼の店。日差しが眩しい日だったな。
ミデス峡谷。
こちらは小さいからか、人がいない。
彼の黄緑色が珍しかった。
アルジェリアに近いからか、国境警備員とたまにすれ違う。
12:00
タメルザ・パラスでランチ。
この山岳にあるとは信じられないほど豪華なホテル。モハメッドも携帯カメラをパシャパシャしていたので、彼女とのデートで来るつもりなのかなと想像してみる。
そして奇跡的にwifiがここで繋がる。ますます驚く。
13:00
ドゥーズへ。
途中、砂漠に現れる塩の結晶で覆われた、シェット・エル・ジェリドを通過。
北アフリカ最大の塩湖のようだ。
塩湖遠くに見えるのは蜃気楼。
途中休憩所で休憩。モハメッドは母親に、この地方特産の"デイツ"を買っていた。親想いだ。
この塩湖を通る道路は一度壊れてしまったのだが、その後日本人が道路を修復、完成させた、"らしい"、とモハメッドは語っていたな。
15:30
ドゥーズのホテルに到着。
もはや砂漠とラクダの街だ。
ちなみにチュニジアでは、3ヶ月(!)の夏休みを終えた学生達が、今日から始業するらしい。3ヶ月て!
夕方はラクダに乗る予定なので、一度モハメッド達と別れて周辺を散策するが、なーんもない。
ププーとクラクションを鳴らしてくる青年達がいた。
バギーに誘ってくるのだが、ラクダもあるし、断る。バギー、魅力的だけど。
facebookに乗せろよー!と言って走って行く彼ら。facebook強いんだなぁ。
このやり取りを見ていたのか、一人の男性が言い寄ってくる。すぐそこのカフェで働いているようで、ナイスなところだから一杯お茶でもしていかないか、と言ってくる。少し時間もあるし、ちょっと休むかーといってついていくことにする。
これがきっかけで、ちょっと面倒くさい事になるんだけどね。
カフェに入ると、当たり前だが、現地の人がうようよいる。ちょっと緊張。うーん。
とりあえず脱出ルートを確保しておきたい俺は、出口に近いところに座ろうとするのだが、中へと連れて行こうとする。
どうやら連れがいるらしく、そこも外の出口に近いところだったので、座ることにした。
ファンタを頼み飲んでいると、写真を見せてくれと言ってくる。
その後に携帯みせてくれと言ってくる。めんどくさい。ダミー用の携帯はホテルだ。。
持ってないと言っていると、ポケットの膨らみはなんだといってくる。こいつ!
しょうがないので見せると、iphoneか、と言ってくる。ばれてるー!
今まで会って来た人とのフレンドリーさとは違う何かを感じていたので、そろそろ帰ろうとすると、すかさずやつは話を始めた。
実はつれはお金をもっていなくて耳も悪く家族もいなくて生活に困っている。なんとかお金を分けてくれないか、と。
はいきたねこれ。
嫌だ、一杯飲むだけじゃなかったのかと言い合っていると、だんだん向こうもヒートアップしてくる。
うーん。周りは現地人ばかりで、こうなると囲まれている様な威圧感すら覚える。
相手の臨界点がどこかは分からないが、これ以上付き合ってられないので、小心者の俺は5Dしか持っていないと押し切り、5Dあげてその場を後にする。相手は満足していなかったが、もちろんそんなこと知った事ではない。
生活に困っているのは本当かもしれないけど、ちょっと嫌な気分になってしまった。
左がその彼。右が連れ。
俺と彼とで言い合っていて、横でもういいから的なことを言っていた。連れはきっと良いやつだ。
18:10
モハメッド達と合流し、ラクダステーションへ。
さっきのことを話したらまた注意されるだろうなぁ、と思って話すのをやめる。
ごめんよモハメッド。でもちょっとは学んだよ。
ラクダステーション。ラクダがいっぱいだ。
夕日を浴びながら、ラクダに乗る。揺れるけど、そんなに大きくは揺れない。
先導するのはアハメッド。ラクダの名前はオバマというらしい。砂漠の大統領。もちろんジョークみたいだけど。
アハメッドが口ずさむ、民族の歌らしきもの。このサハラ砂漠をラクダで歩きながらそれを聞いていると、すごく神秘的なものに聞こえてくる。
月とオバマとサハラ砂漠。
次第に夜へと景色は変わって来て、肌寒くなり、他の観光客も誰もいなくなる。
すっかり夜になり戻って来たころには俺が最後だった。
最後に、アハメッドから家族が良い水が飲めないんだと言われる。OKだ。楽しんだし、チップだと思い1Dを渡す。
さらばアハメッドとオバマ。
帰り際、モハメッドにそのナイスなサングラス貸してくれ、と言われる。
ボツワナでもカンボジアでも欲しがられるこのサングラス、というかゴーグル。
ふふ、これはどこででも通用するような気がしてきたぞ。
22:00
ホテルで食事後、就寝。
他にも俺の日本語講座やモハメッドのアラビア語講座などいろいろあったが、チュニジア滞在記4日目はこんなところだ。
次はチュニジア滞在記5日目へ。
4:30
起床。
15分後にmorning callが。モハメッドの配慮か。
5:30
朝日鑑賞のため、砂丘へ出発。
厳しい道をぐわんぐわんと走って行く。
砂漠から望む朝日。良い朝だ。今日も良い一日になりますように。
朝日鑑賞の砂丘に、もう一組グループがいると思いきや、シディブサイドからちらちら見かけていた日本人?の男女。
話しかけてみると、やはり日本人で夫婦だった。
近くにあるスターウォーズのロケ地。うひょー。
ここでルークが!オビワンが!
朝日をバックに。
戻り際、モハメッドが、俺はフィクションは好きじゃないんだ。リアルが良いんだ、と言い出す。
あれ?ラブリータイムは?
ホテルへ帰り中。朝日を浴びて、なぜかぶら下がっているドコモダケが輪郭をくっきり写す。
9:00
一旦ホテルに戻った後、再集合。
モハメッド達を待っていると、さきほどの日本人夫婦が。同じホテルだったか。
どうやら同じ代理店を使ったツアーのようだ。あちらは10日間の旅行みたい。
前半は一緒のようだけど、これから先の後半はちょっと違うみたいだ。
談笑した後に、モハメッド達と一路山岳オアシスへ。アルジェリアの国境がすぐ近い場所。
周りはもう砂漠が目立つ地域。道路の標識にも、ラクダ注意のマークが。
10:00
山岳オアシス観光。シェビカ、タメルザ、ミデスの3つのエリアに別れる。
厳しい大地に湧く水を見て、オアシスを実感することになる。
タメルザ峡谷。
下には通って来た町や、休憩所が見える。
登って行くと、山羊のような像が見える。守護神のようだ。
下った先には湧き水がでていて、川を成している。
休憩所へ戻る道は、露店が立ち並んでいる。ベトナムだと果てまでついてきそうだが、チュニジアではそんなことはない。
ありがとねーと言いえば、だいたい諦めて手を振ってくれる。
カラテカラテといって、構えをしてくる。教えてくれと言われるが、教えるほど空手道場へは通えなかった。
翡翠色で少し水色がかったような色をした眼で、綺麗だったな。
アチョーと言ってくる青年。こいつもか。
ブルースリー、ジャッキーチェンと言ってくるので、それはカンフーだ、日本じゃないぞと言ってやる。仲良し二人組。
休憩所にある郵便ポスト。チュニジアのポストは黄色だ。
タメルザ峡谷。小さな滝があり、水が流れ出ている。
日本の学生さん。彼も一人旅のようで、20日間チュニジア滞在するらしい。もう折り返しの10日間だが、どうしようかなぁと言っていた。
うらやましす。学生さん、もしこれを見ていたら、撮った写真を送ってね。
タメルザにも土産屋が並ぶ。カラフルで綺麗な風景だ。
かわいらしいラクダがいるので撮っても良いかと聞くと、1Dだ、そこに書いてあるだろうと言う。確かに看板がある。ちぇ。
しぶしぶ諦めて行こうとすると、分かった分かった、撮っても良いよ、と言ってくれる。なんという優しさ。
彼の店。日差しが眩しい日だったな。
ミデス峡谷。
こちらは小さいからか、人がいない。
彼の黄緑色が珍しかった。
アルジェリアに近いからか、国境警備員とたまにすれ違う。
12:00
タメルザ・パラスでランチ。
この山岳にあるとは信じられないほど豪華なホテル。モハメッドも携帯カメラをパシャパシャしていたので、彼女とのデートで来るつもりなのかなと想像してみる。
そして奇跡的にwifiがここで繋がる。ますます驚く。
13:00
ドゥーズへ。
途中、砂漠に現れる塩の結晶で覆われた、シェット・エル・ジェリドを通過。
北アフリカ最大の塩湖のようだ。
塩湖遠くに見えるのは蜃気楼。
途中休憩所で休憩。モハメッドは母親に、この地方特産の"デイツ"を買っていた。親想いだ。
この塩湖を通る道路は一度壊れてしまったのだが、その後日本人が道路を修復、完成させた、"らしい"、とモハメッドは語っていたな。
15:30
ドゥーズのホテルに到着。
もはや砂漠とラクダの街だ。
ちなみにチュニジアでは、3ヶ月(!)の夏休みを終えた学生達が、今日から始業するらしい。3ヶ月て!
夕方はラクダに乗る予定なので、一度モハメッド達と別れて周辺を散策するが、なーんもない。
ププーとクラクションを鳴らしてくる青年達がいた。
バギーに誘ってくるのだが、ラクダもあるし、断る。バギー、魅力的だけど。
facebookに乗せろよー!と言って走って行く彼ら。facebook強いんだなぁ。
このやり取りを見ていたのか、一人の男性が言い寄ってくる。すぐそこのカフェで働いているようで、ナイスなところだから一杯お茶でもしていかないか、と言ってくる。少し時間もあるし、ちょっと休むかーといってついていくことにする。
これがきっかけで、ちょっと面倒くさい事になるんだけどね。
カフェに入ると、当たり前だが、現地の人がうようよいる。ちょっと緊張。うーん。
とりあえず脱出ルートを確保しておきたい俺は、出口に近いところに座ろうとするのだが、中へと連れて行こうとする。
どうやら連れがいるらしく、そこも外の出口に近いところだったので、座ることにした。
ファンタを頼み飲んでいると、写真を見せてくれと言ってくる。
その後に携帯みせてくれと言ってくる。めんどくさい。ダミー用の携帯はホテルだ。。
持ってないと言っていると、ポケットの膨らみはなんだといってくる。こいつ!
しょうがないので見せると、iphoneか、と言ってくる。ばれてるー!
今まで会って来た人とのフレンドリーさとは違う何かを感じていたので、そろそろ帰ろうとすると、すかさずやつは話を始めた。
実はつれはお金をもっていなくて耳も悪く家族もいなくて生活に困っている。なんとかお金を分けてくれないか、と。
はいきたねこれ。
嫌だ、一杯飲むだけじゃなかったのかと言い合っていると、だんだん向こうもヒートアップしてくる。
うーん。周りは現地人ばかりで、こうなると囲まれている様な威圧感すら覚える。
相手の臨界点がどこかは分からないが、これ以上付き合ってられないので、小心者の俺は5Dしか持っていないと押し切り、5Dあげてその場を後にする。相手は満足していなかったが、もちろんそんなこと知った事ではない。
生活に困っているのは本当かもしれないけど、ちょっと嫌な気分になってしまった。
左がその彼。右が連れ。
俺と彼とで言い合っていて、横でもういいから的なことを言っていた。連れはきっと良いやつだ。
18:10
モハメッド達と合流し、ラクダステーションへ。
さっきのことを話したらまた注意されるだろうなぁ、と思って話すのをやめる。
ごめんよモハメッド。でもちょっとは学んだよ。
ラクダステーション。ラクダがいっぱいだ。
夕日を浴びながら、ラクダに乗る。揺れるけど、そんなに大きくは揺れない。
先導するのはアハメッド。ラクダの名前はオバマというらしい。砂漠の大統領。もちろんジョークみたいだけど。
アハメッドが口ずさむ、民族の歌らしきもの。このサハラ砂漠をラクダで歩きながらそれを聞いていると、すごく神秘的なものに聞こえてくる。
月とオバマとサハラ砂漠。
次第に夜へと景色は変わって来て、肌寒くなり、他の観光客も誰もいなくなる。
すっかり夜になり戻って来たころには俺が最後だった。
最後に、アハメッドから家族が良い水が飲めないんだと言われる。OKだ。楽しんだし、チップだと思い1Dを渡す。
さらばアハメッドとオバマ。
帰り際、モハメッドにそのナイスなサングラス貸してくれ、と言われる。
ボツワナでもカンボジアでも欲しがられるこのサングラス、というかゴーグル。
ふふ、これはどこででも通用するような気がしてきたぞ。
22:00
ホテルで食事後、就寝。
他にも俺の日本語講座やモハメッドのアラビア語講座などいろいろあったが、チュニジア滞在記4日目はこんなところだ。
次はチュニジア滞在記5日目へ。
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