皆既日食

見れた?

俺は仕事で外にいるとき、ふと雲と雲の隙間から、日食しているのが見れた。
天照大神の岩戸隠れかのように、影が光を侵蝕していく様。
そして徐々にダイヤモンドリングが、、、! 見えるわきゃない。

神秘的だねぇ。
稀有なことだから神秘を感じるのかね。
しかし、ダイヤモンドリングを眼前におさめようと奮闘する人たちが多いこと。
ある人は島へ行き、ある人は海外へ行き。
大金を投じてでも世紀の瞬間を目撃しようと情熱の火を燃やす。
凄いとしか言いようが無い。彼らの原動力は一体なんなのか。
少なくとも俺は、皆既日食を見るただそれだけのために、悪石島までは行けない、、
酔狂だよなぁ。一種のお祭り気分で楽しむのはアリだろうけど。
それとも俺には神秘への探究心が欠けているだけなのか、、、

そんなことを思いつつ、日食を見ながら車に乗り込む。
エンジンをかけて、カーステから聞こえてくる一曲の音楽。
運転しながら、また日食の余韻を残しながら、じわーっと聞き込んでしまった。
もちろん帰宅後、検索。
せっかくなので貼付けぺたっと。



〜こんなに素敵な言葉がある。短いけど聞いておくれよ〜

あまーい!甘すぎてその先が書けない!
運転中に危うく溶けそうになった。
ほんと、世の中には愛の歌が溢れすぎるくらい溢れている。
もはやその洪水に窒息しそうですわ。色んな意味で。

でも、生きていくのに必要なのは皆既日食でも神秘への探究心でもなくて、音楽だよなぁってこんな時に思う。
音楽があれば何色にでもなれそう。じわーっとした雰囲気にしてくれたこの曲は、オレンジ色にしてくれる。
そういえば、伊坂幸太郎もオーデュポンの祈りで同じようなこと言ってた。
世界を救うのは音楽だ、って、 あ、パクリじゃないから。うん。

皆既日食が終わった今、いろんなメディアで色んな感想が聞こえるけど、そんなに感受性豊かになれんばい!ってのもあったりして、不思議な感じ。
次回日本で見れるのは26年後の2035年。
その時俺は、何してるんだろ。
もうこの世にいないかもしれないし、もしかしたらどっかの島で観測してたりして。
あ、宇宙から皆既日食中の地球を見てるかもね。

コメント

  1. 生きてゆくのに必要なものは、音楽とコーヒーそしてチョコレート だと思います。
    どうですか?

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  2. コーヒーよりも日本酒、チョコレートよりも牛タン、がいま欲しかったりするのです。
    あー花火見ながらいただきたい。

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