房総半島

久々に土日ともに休みだったので、友人とツーリングに。
梅雨の中、天気がどうなるかソワソワしてたが、よい天気に恵まれた。
久しぶりのバイクはやっぱり気持ちがいい!
そんな房総半島コースを回想する。

蘇我駅で集合し、九十九里浜を目指す。
128号をひたすら走り、九十九里浜有料道路に突入。
肌に感じる空気が次第に冷たく感じ、海に近づいている事がわかる。うひょー。
有料道路を10分ほど走った先の九十九里浜ICで降り、昼も頃合いなので昼食を。



船の形をした「はまぐり食堂」
内装も船のようになっており、もちろん頼むは焼きはまぐり定食。





うまい!
潮の香りが漂うはまぐりに醤油をたらしていただく幸せ。
プルンプルン。はまぐりがもうプルンプルン弾力がある。
それに併せて岩ガキも登場。
近江市場@金沢で食べた生カキには負けるのは内緒だけど、ぽん酢でいただくこのまろやかさ。
うまさと食べ過ぎでもういっぱいいっぱい。

食後の散歩で九十九里浜を少し歩く。
まだまだ人は少ないようで、チラホラいるばかり。
しかし泳ぎたくなるほど暑い。海パン持ってくればよかった。


小休憩したところで、館山方面へむけて、永遠と海岸沿いにバイクで流す。
きもちEー!
たまに砂が当たるのが痛いけど、潮風がひんやり気持ちよく、海を感じながら走るのは最高!
途中、祭りをやっている地域があり、5kmほどちょうちんが続いているのには驚いた。
みこしも多く出動しており、みんな楽しそう。いいねぇ。
そんな風景を通り過ぎながら、房総半島の先っちょ、洲崎エリアに入り、洲崎灯台にお邪魔。

有料駐車場がほっそりあるのだが、お金を払う先がない。
隣の売店か?と思い移動しようとすると、何やら声が。
それは向かいの縁側に座っていたばあ様からで、金払えボケと。ボケとは言ってないけど。
ずっとそこで監視してるの!?と思いつつも、バイクなのか金をまけてくれてちょっとラッキー。

ここからは夕日が綺麗に望める場所だとあったが、雲も広がっており切れ間からの夕日の零れしか見れなかった。


ちと残念。
灯台をあとにし、辺りもだんだん暗くなる。
そろそろ宿に向おうかとも思ったが、実はやるべきことがある。
それはシャツを買う事。
今回、調子こいて半袖で走りまくっていたものだから、夕方には腕が真っ赤にバーニング。
焼いてない部分と比べると、完全に2層化している。
バニラ&ストロベリーアイスのようにくっきりとね。
いやぁ見事なバイク焼け。。
ということで近くのショッピングモールでシャツを購入。相方も同じく購入。
いやいや迂闊だった。。
ついでに回転寿司を頂き、酒を買って宿へ。
宿は素泊まりだがほどほどに良い民宿で、アットホームな感じ。
惜しまれるは、はなれの部屋が1つだけありカラオケ歌い放題なんていう素敵な部屋だったのだが、すでに先約が。
もっと早く予約すりゃよかったー。

翌日、マイバーニングアームをシャツで守り、いざ出発。
朝、海岸で一枚パシャリ。良いねぇ。ぐへへ。


自己満足に浸ったところで、バイクを走らせ北上。
鶴谷八幡宮に寄りつつ、鋸山へ。
鋸山付近の道はかなり快適。くねくねした道で左は海で右は山、たまにトンネルと、バイクで走るには気持ちよすぎる。

SRのエンジンを吹かせて山道を登り、鋸山に到着。
思っていたよりもけっこう広く、登りの段数も数多い。
相方がヒーヒー言いながらも、大仏に到着。
デカっ!!と思わず漏らしてしまう。
なんの下情報もなかったのでその大きさに驚いた。
奈良の大仏よりもでかい。


大仏を超えてさらに上れば、頂上には「地獄のぞき」が待っている。
断崖絶壁の位置から垂直に真下を覗けるのでその名前がついたようで、こんな感じ。




それよりも恐ろしいのが、常に上空にいるトンビ。
ちょうど頂上に着いたのがお昼時で、みなさん弁当を広げて思い思いお腹を満足さしているのだが、やつらはそのスキを狙ってやってくる。
仲良く弁当を食べている老夫婦の背後から忍び寄るトンビ。
はるか上空から音も立てずに一気に急行化したと思いきや、弁当を狙いhit&awayで去って行く。
残されるのは悲鳴の声だけで、それも虚しく空へ響くばかり。。
幾多の観光客が犠牲になっているようで、地面にはおかずがところどころに落ちている。
看板にはトンビに餌を与えるなと書いてあるが、やつらがハントしていくんだからいらぬ世話だろうなぁ。
こわー。


頂上から下り、百尺観音という名の場所を目指す。





古代遺跡のような、はたまたジブリ作品のような、時間感覚が狂うような空間を通過した先に待つのは、、、



デカっ!!
先の大仏のインパクトを上回る百尺観音。
後ろに見えるは先ほどの地獄のぞき。
スケールがでかい。6年間掘り続けて完成したそうな。
いやぁ舐めてたよ鋸山。完全に油断してた。
こんな衝撃的な場所とは思わなかった。
他にも道の途中途中で石を彫って作られた仏像が多くあり、またそれぞれのロケーションに名前がついている。
そういうのが相まって、鋸山全体が、彫刻された山のような雰囲気がある。

最後に、お茶屋で小休憩。


想定外の驚きを与えられ、満足しきって鋸山を後にする。
北上しまくって次は海ほたるに突入するのだが、ちょっと疲れたので次の日記で。

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