マルコヴィッチの穴

"マルコヴィッチ?"



マルコヴィッチマルコヴィッチマルコヴィッチマルコヴィッチ
人は自分ではない他の誰かになりたいと一度は思う動物だ。
憧れの人物だったり、異性であったり、マルコヴィッチであったり。
そう、この物語は 7と1/2階で発見した奇妙な穴から、あのジョン・マルコビッチの脳へと入れるサイコムービー。

他人の脳に入り、他人に憑依してしまえる穴があるとするなら。。
その時自分の肉体は消えて自己の意識・思考だけが残る。肉体はジョン・マルコヴィッチ。
それは自分であるのかマルコヴィッチなのか。
自分という存在が過去の積み重ねによる自己の形成体とするならば、それは自分でありマルコビッチであるだろう。
形成された自己は内界と外界があると考える。
内界はいわゆる自己であり、外界は社会や自分以外の人からの、いうなれば評価。
自己と評価は密接な関係があることは知っての通りで、喜怒哀楽その他諸々はその多くのトリガーは外界からの評価だろう。
それが自己の形成にもつながっている。もちろん自己が発となるものもあるが、それはやはり自己というものが評価の影響を受けて形成されたことを考えれば、ごく一部にすぎないだろう。
では自己とは何か。
これについて私は驚くべき発見をしたが、それを語るには余白が狭すぎる。

まあグダグダとそんなことを考えずとも、ジョン・マルコビッチの穴に一度入ってみればいいじゃん。
それが全てだから。
犯人はマキシンだ!とか言わないで。

ポイント:70点

よーく見ると、キャメロンディアスでびっくり。

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