THE WORLD'S FASTEST INDIAN

「夢を追わない人間は野菜と同じだ」




夢を追い掛け、ニュージーランドから地球の反対側のアメリカへと海を渡るバート。
"インディアン"が世界一速いことを証明するため。

愛すべきバイク少年ならぬバイク爺さん。
田舎者のバートが、都会で右も左もわからぬままに彷徨い、登録もしていない大会に出場しようとする。
"インディアン"は潰されかけ、牽引していたタイヤが吹っ飛び路肩に転倒する。
見ていてハラハラするぐらい、ボンヌヴィル塩平原への道のりは長い。
しかしバートは持ち前の明るさと技術と少しの運で乗り切る。
(周りの人たちが良い人すぎな気もするが)
しかしなんといっても彼の人柄の良さに、皆が協力的になる。
それはやはり、"インディアン"への純粋な想いが皆を動かすのかもしれない。
その純粋な想いと一緒にインディアンに跨り、記録樹立を果たしたシーンは感動的なものだった。

劇中ではいくつも、彼に突かれるようなセリフがあった。
さらには、アンソニー・ホプキンスの演技が上手すぎるのか、応援したくなるような感覚にも陥った。
実際のバート・マンローはどんな人だったのだろう。
(色んな意味で、元気なおじいさんだったが。。)
"純粋な想い"という部分は変わらないんだろうなぁ。

1967年に樹立した記録が今も破られないなんて、凄すぎる。
俺はキャベツなのか。。

triler:

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